昨晩のFRBの決定会合で、0.75ポイント利上げしたというニュースが流れました。27年ぶりと言う事で、米国株依存の早期リタイア生活への今後の影響が気になります。
数%の利回りで運用できれば良しと考えている早期リタイア生活、こういう比較検討する材料が少ない、○年ぶりとかレアなニュースはやめて欲しいところです(苦笑)
27年ぶりの利上げ幅決定
米国の金利が上がる事は、シンプルに円安になる事ですけど、世の中はそんな単純じゃないので、すでに135円まで上がってた為替はいったん円高に振れました。
先月も似たような事を書いていた気がしますから、為替が先に節目(135円)を超えてFOMCを迎える(そして円高)のは理由があるのかもしれません。
株価の方はとりあえずはプラスで反応しましたが、CPIショックを受けての0.75%幅利上げですから、トレンドが変わったとは思えません。
基本的には利上げが進むと、金利をアテにした投資をしたいところも、まだ為替変動リスクを打ち消すような金利ではないようです。
リセッションが来ると思っている場合の投資行動
今回の大きな利上げ幅、事前に折込み済みと言う事ですが、先週から株価の下落は、インフレ退治を優先すれば、副作用として景気にブレーキがかかるという景気後退シナリオを先回りする売りですし、本当に景気後退になるんでしょうか?
ここ数年、金融緩和による株高局面ばかりを体験してましたから、スタンスが定まりません。と言っても、長期投資するならばホールドですが、それで本当にいいかどうか?長期投資のジレンマにまた悩むことになりそうです。
考えてみると早期リタイア生活開始後、これまでもパンデミック(コロナ)、戦争(ウクライナ)と言う、比較・参考事例の無い事が起きてきました。結果論で言えば、何もしなくていい(ホールド)というのが結論でした。
結局は、見えている落とし穴にも、黙って落ちろと言う事ですが、コロナやウクライナ侵攻は経済活動への影響が読めないからの下げでしたが、今回は経済活動そのもの停滞(が予想)されます。そのあたりがどうなるでしょうか?
円安がリスクヘッジしてくれる
ただ、コロナやウクライナ侵攻とは違うのは利上げによる影響が株安だけでなく、円安になっているところです。
例えば、先週からのCPIショックの株の下落で、ウェルスナビの含み益もまた下がりました。
ドルベースでは20%切りしてしましたが、一方で円ベースの場合はまだ45%弱あります。
逆に、為替ヘッジのない「楽ラップ」は5%を下回りはじめてます。
こんなに為替に助けられるとは、早期リタイアを始める前には思ってませんでした。
こういう感じで、何とか利上げによる株安を円安で相殺してくれる事を期待しています。
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