ウクライナへの侵攻が始まってから2週間近く、運用ありきの早期リタイア生活で未知の下落リスクを体験中で、今年に入っての資産減少幅(%)は4.7%くらいです。
1月末は3.3%減、2月末は3.7%減と記録してましたから、さらに1%減ったわけです。
見え見えのリスクに対する対処
戦争になったのは未知のリスクと書きましたが、今回のウクライナ侵攻、起こる起こると思ってたので、目の前に見え見えの落とし穴があるけれどどうしたらいいか?状態でした。
長期投資視点なら「落とし穴」に落ちればいい(長期的には上昇)と言う事なんでしょうが悩みます。
さらに決断したはいいが、その決断を維持できるかという(人間心理への)疑問(自分のリスク許容度は実際に暴落してみないと分からない)もありました。
現状(4.7%減)まだリスク許容度内のようです。
今後の教訓化
今回の下げを先回りして何か売買した方が良かったかという反省は別にして「ほったからし」だからと言う事で「思考停止」であまりウォッチしなかったのはちょっと反省点です。
下落局面はこれからも起こりうる早期リタイア生活リスクですし、どんな事が起こったかは見ておき記録したりしたいと思います。
3/9のモーサテでVIX指数から見た状況(アメリカ)を解説してました。
確かに、VIX指数から下げ止まりを考えるのは確度がありそうです。番組ではVIX指数35のラインを目安としてました。確かに値としては高いですが、現状の買いタイミングとしてはもう少しピーク感が足りない気がします。
モーニングプラスFTでも、物色動向の変化を取り上げてました。
戦争「地政学リスク」という漠然とした不安を消化した後、より具体的に影響があるものへ物色が波及していく事が分かります。
原油価格上昇→不況→株安というシナリオも考えると、
下がったら買うというスタンスでしたが、この石油ショック不況シナリオを信じるならまだ買えないです。
ただ3/9は原油が騰ったのでこの話は説得力がありましたが、3/10は急落してました。衝動的にはならないようにしたいです。
ウクライナ侵攻を見て感じる楽観と悲観
こう思える(エネルギー不安相場)のも、ウクライナ問題が今の範囲で留まっているから言える事です。この先他の国を巻き込むかも?リスクはあります。そうなったらまた大騒ぎになるでしょう。
ただ今の状況ロシアの軍事力がさほどでも無いと分かった時点で、実質的にロシアの勝ちは無いように思えます。(これは言い過ぎですが)うまくいけば21世紀には侵略戦争は成立しないという新しい戦争観が生まれるかもしれません。
ただNATOからの(核の不安があるから)軍事的オプションでの決着もなさそうですしロシアが内部崩壊する可能性も低いと思っています。
核で脅して手前勝手な事を言っているところ、経済制裁を受けているところ、北朝鮮と変わらない状況になってます。このまま国際的に北朝鮮みたいな扱いになるのでしょうか?
そして経済制裁を受けても(国民生活がどうであれ)北朝鮮の体制は維持されてます。歴史好き視点で言っても、天寿を全うしている独裁者は案外多いです。
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