家計簿アプリのマネーフォワードMEの有料会員なんですが、利用者は結構多いが有料会員は少ないという話を聞いた事があります。そんな有料会員向けの気になるバージョンアップが最近ありました
詳しい事はこちらに書いてありますが、別の意味の資産の見える化が進んだ感じです
具体的な変化点
株式や投資信託について、資産の評価額に加え、取得価格の推移をグラフで確認できるようにした。また具体的な数字も確認でき、含み益や含み損を把握できるようになった。さらに、米ドル建て資産については、円建てとドル建てを切り替えて表示できるようになった。
例えば、早期リタイア後から積立を開始したeMAXIS Slim新興国株式インデックス。こんな風に表示されます。オレンジ色が評価額、灰色は取得価格です。
毎日積立を設定しているので、取得価格がなめらかな直線になってます。
最近取り上げることがないビヨンドミート株、さらに傷口を広げています。
評価額は右肩下がりですが、取得価格(ドル)は変わらず一直線です。
NISA枠なので損出しにも使えず本格的な塩漬け株状態です。
評価額はSBI証券の外国株だと「ドル換算と円換算」で切り替えができました。
ビヨンドミート株の円換算の推移です。
円ベースで見ると、取得価格が円安で上がってます。損益率には変化がありませんが、若干、含み損が減っているんでしょう。
ウェルスナビの場合
いつリバランスしてるのが分からなかった、ウェルスナビの個別アセットのリバランスも分かるようになりました。
3月末に金(GLD) の取得額が減っているので、売ったのでしょう。
そして債券(AGG)を買っています。
為替の影響がどれくらいあるかも
利金目当てで買っていた外国債券、SBI証券の画面はこういう感じなので、これまで時系列での推移は分かりませんでした。
こういう風に表示されるので、評価額の増減が分かりづらいです。これがマネーフォワードで見ると
為替の影響も見える化されて分かりやすくなりました。
これはブラジル債券なのですが、直近のブラジルレアル高の影響で、ここ半年4万近く為替だけで増えてます。まだ買った時のレートよりは低いですが…
為替ヘッジの有無による投信のインパクトも分かります。「楽ラップ」のポートフォリオに先進国債券インデックス投信がありますが、為替ヘッジありで見ると、将来の金利高を見込んで債券の価格が下がっていくのが分かります。
同じ投信でも為替ヘッジ無しの場合は、円安でチャラになってます。
こういう個別の商品の特徴も理解しやすくなりました。
資産増減の中身が分析できる
これまでは、全部で今いくらあるかが、ぱっと分かる便利さが有り難かったのですが、
さらに今回の機能アップによって、自力で調べるには面倒だった個別の投資先の値動きもカンタンに分かるようになり、どういう要因で全体の資産増減が起きているか、前より分かるようになりました。
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