毎月最終金曜日に確認している保有中のロボアドの運用状況です。今月は大きな経済ニュースは何といっても米消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回った影響で、潮目の変化感がありました。
CPI逆サプライズによる円高はいったん休止
米国株式市場参加者は一喜一憂し過ぎだろうと思いますが、これで円安による資産底上げ効果はそろそろ終わりかなと思います。
「ドル円」でググって表示されるグラフだとドル円の動きはこんな感じで、11/11以降どれだけ円高に振れるのかと思ったのですが、案外そうでもありませんでした。140円弱でもみあう感じです。
S&P500はここ1ヶ月で約5%上昇、予想通りドル円とは逆相関となっています。
この2つの要素がどうロボアドの成績に効いてくるかですが、
2022年11月のロボアド確認
いつものロボアド運用状況を確認します。先月の状況はこちらです。
11/26時点での各ロボアドの評価損益です。
S&P500は1ヶ月で5%上昇しましたが、為替ヘッジのある「ダイワファンドラップ」と「楽ラップ」以外のロボアドには数字に大きな変化がありませんでした。その2つもさほど上げているわけではありませんが…。
「米国株高」は「円高」で相殺されるだろうと言う、今後の資産の増減につながる予想を裏付けるものでした。
ただ「為替ヘッジ無し」ロボアドはヨコヨコでも「為替ヘッジあり」は上昇するとすれば、ロボアド資産全体としてはプラスになりそうです。
SBIラップは差別化できているか?
今年の4月末から始めたので別枠で記録しているSBIラップの運用状況です。10月は再びプラ転してましたが
11月の数字はヨコヨコでした。SBIファンドも為替ヘッジ無しですから当然こうなるでしょう。
金利狙いは難しい
米国株式投信の成績は今月の円高にもヨコヨコだったわけですが、シンプルに金利狙いのFXポジションもちょっと齧っています。そちらの方はマイナスダメージをシンプルに食らっています。
この記事のタイミングで買ったスワポ狙いのドル円1枚は、スワポを1万弱稼いでくれましたが、差益損は4万強あるので、戦略ミスを認めて諦めるタイミングを図る事にします。