Kindle Unlimited本の紹介です。「老後に後悔しない人生設計」雑誌「プレジデント」のムック本です。雑誌「プレジデント」は、dマガジン向けの紙面はかなり限定的（スカスカ）と言うのが個人的な印象の雑誌です。
こういうムック本は既出記事の総集編みたいなところがあるので、これまで読めなかった記事が読めるのでは、そんな事を考えました。
「今のうちにやっておくべき事」が色々と書かれていて、いくつか印象に残ったのですが、その中に「60代以上の男性120名の後悔」と言うのがありました。60代の男性が40代を振り返って後悔した事がまとめられていて「健康」「家計」「生きがい」「夫婦関係」などのジャンルがあります。
その中で印象に残ったのが「健康編」に書かれた内容で、40代からメンテしておくべきだった体の部位が「歯」だった事ですね。
客観的に考えると意外感があったのですが、早期リタイア後に数々の歯のトラブルに見舞われた経験からすると身近な話題として納得感がありました。
どんなトラブルがあったかと言えば、奥歯が割れて抜歯した事
インプラントのネジが折れて取れなくなって（ネジを）削って対処した事など
普段の歯磨きとは関係ないトラブルに見舞われています。もっとも若い頃の歯の手入れ不足が遠因にあるという見方もできますが…）
自分は40代にがっつりと歯の治療ばかりしていた経験があり（30代になかなか歯医者にいかなかったツケを払う）歯のメンテについては気を使っています。
定期的に検診も受けていますが、そういう経験から分かった事は、歯磨きしてるかとは関係ないトラブルが起きる事や、習慣的に歯磨きしているつもりでも、歯医者目線ではそうではない（出来てない）事が多いと言う事です。
と言う経験から、複数の歯磨きと複数の歯ブラシ（電動、硬め、柔らかめ）を使ってます。自己流で一つの組み合わせに限ると、磨き方に偏りが出て、ちゃんとメンテ出来ないのではという事への対策です。
ただこの60代男性の40代の頃の自分に対する健康面の後悔と言うアンケート結果ですが、今から20年くらい前の口腔衛生に関する環境（情報量、デンタル商品のラインナップ）を考えると、今ほど情報も商品もなかったから（こういう結果になった）ではという気もします。最近の方が歯のメンテナンスに関する情報量も豊富で、注意喚起も発信されていて、その分、こういう結果にはならないのではないでしょうか。
