毎月最終土曜日に確認している保有中のロボアドの運用状況です。5月末の「債務上限問題」政治ショーも予定調和で終わり、6月も日経平均が強く、円安も進んだいい月でした。
日経平均10週連続上昇(先週まで)
先月も日経平均が異様に強いと書きましたが、月が変わっても流れは変わらず、先週まで何と10週連続上昇だったようです。
他の記事でも書いたように、特別な銘柄選択センスを発揮したわけではない月並みの高配当株ホルダーの自分ですが、今月も恩恵に預かりました。
ちょっと言い方を変えれば「市場に居続けただけ」ですが、「敗者のゲーム」で「稲妻が輝く瞬間」に市場にいなければ収益を上げられないとも言われますし、その条件だけは満たしていたとも言えます。
2023年6月のロボアド確認
いつものロボアド運用状況を確認します。先月の状況はこちらです。
6/24時点での各ロボアドの評価損益です。
WealthNaviの含み益が最高値更新しましたが、先月比そのものはさほど他のロボアドと変わりません。
為替が4月から6円も円安したと先月書きましたが、さらに3円強円安しているので、その分も大きいでしょう。
また今月は6月なので、半年ぶりにグラフにしてみました。
ウェルスナビがひとり高みを登りつつ、楽ラップが為替ヘッジに苦しむ中、他の投信は全く同じような含み益率(%)になっています。
複数のアセットでポートフォリオを組めば、似たようなパフォーマンスになる(差なんて発生しない)と思っているので、その点は予想通りです。
そういう意味ではウェルスナビは変わっているんですが、高パフォーマンスと言ってもこれはあくまで含み益です。含み益を見て心に余裕を持つ事は否定しませんが(利確しないと)意味がないとも言われているも事実、含み益の見過ぎ(笑)には注意したいところです。
そういう見方をすれば、今月のウェルスナビの含み益もドル建てではこの程度です。為替差益による含み益分は、今後の日銀次第で(円高・日本株安になり)大きく数字を減らす事も考えられます。
まあそろそろと言われつつ、ずっと始まらないのが緩和の出口ですが…。
SBIラップの新興国株式推しに数字がついてきた
昨年の4月末から始めた別枠で記録している、ロボアドSBIラップの運用状況です。
残高も損益もインパクトにかける数字ですが、
新興国株式に偏った資産構成を組むSBIラップの謎の独自路線をイジってますが、今月も新興国比率0.6%を上げてきました。
資産構成のページ折りたたみ表示になっていて、各資産の先月比が分かる事に気づきました。
今月の前月比を比べてみると、新興国株式の前月比は他の株式のそれを上回っており、どうやら新興国株式狙い(差別化)は今月は正しい戦略だったようです。