退職してまる5年的な記事の続きです。こういう生活を5年続けての心境の変化みたいな話、結論から先に言うと、これからも変わらず早期リタイアを続けるつもりです。よく言われるような退屈は意識した事はありません。
テンプレ的なPrimeVideoを見まくったとかも無くゲームもやり込んでもいません。ただYoutubeがあって良かったとは思ってます。手頃な再生時間と自分のように雑記ブログを書くような浅い好奇心気質に、色んなジャンルの動画があるYoutubeは(時間潰し)には最適でした。
ただ仮にYoutubeが無かったとしても(暇だから)働くと言う発想は浮かばなかったと思います。思った以上に、24時間何もかも自分で決められる自由と(それを阻害するような)他者と関わらない状態に幸福感を得られるタイプみたいです。
四国バースデーきっぷ
今月の話になりますが、前から使って見たかったJR四国のフリーきっぷ「バースデーきっぷ」を使ってきました。今月は誕生月だったので。
これまで行けなかった場所(駅)に行けたのですが、一番印象に残ったのは有名な下灘駅です。
景色が良かったからとかではなく、電車で行くところかと思っていたのが、車で来た人も出入りできる場所だったからです。
駅で降りた(列車から)のは自分一人だけだったのですが、ホームには車で来ているカップルやら家族連れが結構いました。え?ってなりました。
平日のこんなぼんやりした天候でも結構な人手でしたから、晴れた夏とか夕陽時だったら一人で来るには、かなりのアウェーな場所でしょう。
今月(今年)の資産増減
今月は日経平均4万円越え、ダウ史上最高値とまたもや強い相場が継続しました。そんな3月の資産増減です。
3ヶ月連続の上昇です。昨年1年間は15%増でした。これも結構な数字ですが、それ以上にここ3ヶ月の上昇はスピード違反感があります。
最近マネーフォワードのアプリ版の方で過去5年間の推移も見れるようになりました。(5年と言うと)ちょうど早期リタイア開始直後からの資産推移が確認できるわけです。
5年前には想像しなかった資産推移となりました。
先日早期リタイアしてから約3割資産が増えたと書きましたが、その大部分はこの1年間の上昇によるものだった事がグラフから分かります。
これを複利と言うのはまだ早い気がします。5年の積立で円安株高のスケールメリットが出やすくなったからのと、高配当株も日経平均4万円の好影響を受けたので、その分もあるかと思います。
こういう想定外の状況からの、今後の投資スタンスですが、最近紹介したこの本が参考になりました。
この「サイコロジーオブマネー」から得た気づきは、投資のコツは「何かあっても投資をやめないで済むように投資する」事でした。
それほど珍しくないこの投資スタンスを最も重視した理由については機会を改めますが、この気付きに沿った上での今後の投資スタンスは「サプライズ(暴落)」があっても投資を続けられる(経済的自立を維持できる)資産配分で、資産運用を続ける事です。
早期リタイアのこれから
一昨日、人生逃げ切り計算機の話をしましたが「公的年金シミュレーター」と言うのもあるようです。こちらは厚生省の公的なシミュレーターです。
ねんきん定期便のQRコードを読み込ませて、年齢バーをスライドすると年額が即表示されるUIで、繰り上げ・繰り上げた場合の年金額が秒で分かるところが便利です。これがあれば逃げ切り計算とかする際に、いちいち繰り下げ(上げ)年金額を計算する手間が省けます。
こういう利便性アップも早期リタイア直後とは違う事です。年金を繰り上げてもダウン率が5年前より下がらなくなりました。
一方で60歳で退職する人は、より少数派になりました。
「生涯労働者」時代がやってきそうな感じです。
先日レビューをした本の中で、森博嗣さんは周囲に合わせる生き方の事を「省エネな生き方」(体力を使わなくていい。頭を使わなくていい)と言って、そういう生き方をしていると「欲しいモノ」が分からなくなると揶揄してました。
働くと答えた7割超全部がそうだとは思いませんが、中にはそういう「省エネ」思考の人もいるんでしょう。そういう意味だと早期リタイアは(自分が何をしたいかに)エネルギーを使う生き方かもしれませんが、別に苦痛ではありません。
ただこの先労働者人口が不足していくのは事実でしょうし、将来的に早期リタイアを志す事は日本社会の維持を脅かす「危険思想」とかになってしまうんでしょうか…。まあ日本人の労働者人口全体から見れば微々たるものでしょうから、そうはならないと思いますが。
もうちょっとだけ続くんじゃ
こうして5年間ブログを書いてきたわけですが、正直ちょうど良い区切りだとは思っているのですが、前々日書いたように入力の省力化ができそうですし、月10日程度なら、それほど今の気ままな生活の負担にならなそうかと思っています。
と言う事で、いわゆる「もうちょっとだけ続くんじゃ」と言う感じです。
先月くらいにはそう決めてたんですが、まさか鳥山先生の訃報を聞くとは思ってもみませんでした…。来月はいつ書くかは決めてません。