3月の最後の金曜日を過ぎたので、いつものように、5つのロボアドの運用状況を確認します。先月この定期記事を書いたのは、ウクライナ侵攻直後のアメリカ派兵しない宣言をした直後でした。
早期リタイア後の初めての地政学的危機を振り返る
先月末はこんな感想でした。
翌朝の米国市場は何とプラス引け「噂で売って事実で買い」はこんな事にも有効なのに驚きました。さらに今朝は834ドル高。 バイデン大統領が軍事オプションを使う可能性を示唆したらどうなってたんでしょう。
(2ヶ月続けて下げるのは久しぶり?)のロボアド成績確認 - あぐらのSoloZakki
「有事は買い」というような一方的な流れにはならず、戦況に連動するヘッドライン相場化して、3/7には33,000割れもありました。
流れが変わったのはFOMC通過でしょう。「噂で売って事実で買い」第2弾、利上げ発表後は上向きになってます。
結果論で言えば3月上旬は高配当株を買うチャンスだったかもしれませんが(株価が)戻ってくれただけで御の字です。
もっと下がったら買おうとも思ってましたが、個人的な「陰の極」(雰囲気)はやってきませんでした。
とりあえず戻り基調でロシアは実質的に敗北してますが、プーチンの破れかぶれリスクが残っているだけ、心配は残ります。
2022年3月のロボアド確認
いつものロボアド運用状況を確認します。先月の状況はこちらです。
3/26時点での各ロボアドの評価損益です。
3ヶ月ぶりに前月比プラスになりました。ウェルスナビの含み益5割復活です。
ただ3月は、早期リタイア後の初めての大きな円安も発生しています。その影響が大きいでしょう。
ドル円の日足チャートで見ると、3月に円安が加速したのかが分かります。
またウェルスナビの評価額は、ドル建てと円建ての含み益が同時で確認できるので、円安の影響が分かりやすいです。
円建てドル建差が14%です。差がこれだけあると運用益プラス為替益です。
円安の影響については、以前も考えてましたが
この頃は円安を「ボーナスステージ」って表現してました。ただ最近は企業が円安によるコスト増を素直に価格転嫁しています。ちょっと違う気がします。
円安が物価高と差し引くと、見た目ほどの資産増は無いかもしれません。
それに「1円の円安が何割の生活費アップになる」とか「1円の円安が〇〇%の資産増(円建て)になる」とか計算は出来ません。
物価高につながる円安だとすれば日銀の金利政策にも影響しそうです。
黒田日銀10年目、円安に笑った序盤 最後は円安に泣く?https://t.co/8iJwsCFq3A
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) March 19, 2022
好景気でもないのに金利を上げるのは怖いでしょうし、不景気株安にもなりそうです。となるとステルス的な金融引き締めかをするのか、このまま円安を放置するのか、予想するのは好きですがこれは全く予想がつきません。となると、難し過ぎる舵取りなので任期切れまでシカトするのかもしれません。
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