あぐらのSoloZakki

令和が始まる直前に53歳で退職しました。安定から自由を目指します。

国民年金基金の案内が来た(2)

国民年金基金は一人ものには分かりやすい仕組みなのかも

国民年金基金から案内が来たので調べてみました」の続きです。当初意味の分からない用語や組み合わせが多すぎて面倒かと思っていたのですが、今の自分のような「加入可能期間が少ない」「一人もの」の場合には案外分かりやすい事が分かりました。

「保証期間あり」は選ばない

国民年金基金将来どんな年金でもらうかを考える場合、年金を「終身年金」か「確定年金」にするかを選べます。さらに「終身年金」の場合、年金受給中に亡くなった場合、遺族に残るようにするかしないかでも選べます。これが終身年金の「保証期間あり」「なし」選択ですが、「一人もの」なら遺す必要はないので、「保証期間なし」になります。そのほうが当然「保証期間あり」より同一掛金での年金は増えます。

 もう一方の選択肢「終身」か「確定」かについても、「終身」を選択します。長生きリスクに備えるために掛金を納めるとなるとそうなると思うのですが…。

 最終的に終身年金(Bタイプ)で「全ての予算」という掛け金選択にします。国民年金基金のサイトにはシミュレーターがあるので計算してみます。

www.zenkoku-kikin.or.jp

国民年金基金の毎月の掛け金の最大額はiDeCoの場合と同じですから、仮に毎月枠いっぱい掛金を払ったとした場合(54歳で)の掛金払込総額が分かります。

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一口あたり掛金額は年をとると高くて、若いと多くの口数が選べます。

 

このケースで、上の総額だけ払った場合65歳以降の毎月もらえる年金はこうなると表示されます。(下記)

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□内は入力欄なので数字を変更でき(ここでは82を入力)、受取年金総額が総掛金払込額を越える年齢が分かります。

 と言う事で82歳まで生きればほぼ元は取れる訳です。まあ月額でもらえる額は払込期間が短いので(払込総額が少ない)もらえる年金としては少ないです。

 長生きすれば払い込んだ額よりはもらえるが、始めるのが遅いから(=払える額が限られるので)たいした額はもらえない。あくまで補助的な役割という感じです。

とは言うものの終身年金は長生きリスクへの有効な対策ですから、国民年金基金の資格があり、65歳まで使わなくてよいお金があるのであれば、終身年金化でき、それはそれで良いのではないかと思いました。(そのお金を別の事にもっと有効に使いたいと言うのでなければ)

 ちなみに上記は男性のシミュレーション結果です。なぜか女性だと同じ生年月日でもB型に全部つぎ込んでも違う結果になります。想像がつくかとも思いますが、元を取れる年齢が上がります。男女別で設計されている訳です。いやあ、何というか…。

 

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