あぐらのSoloZakki

令和が始まる直前に53歳で退職しました。安定から自由を目指します。

株式の相続について

いったん売るのが面倒くさく感じた。

前回、原油ETF(1671)を70単位相続した記事を書きましたが、株式相続一般について書きたいと思います。

実際相続税の有無、株のまま相続するか(or 代表者が相続して換金して分配)、上場株式なのかとか色々なケースで手続きが発生するのですが、そういう意味ではごくごくシンプルなケースだったと思います。

 

manetatsu.com

 

換金しないで相続する難しさ

株式のままで相続し※(基礎控除を越えないので)相続税は発生しないし※、上場株式だけですし、関係者全員がSBI証券で口座を持っているので移管が簡単でした。

相続税が発生する場合は相続評価額を出す必要があります。(いちおう亡くなった日の価格で決まるとは聞いてますが…)

※換金して分配するためには代表者が一般口座を用意する必要があるとか、換金した場合利益が出た場合には各人で確定申告が必要とあるのを知りやめました。 

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株式は日々価格が変動しますから均等に分けるのは不可能です。そういう意味では相続額がたいした事がない事や、少なめに相続する事で同意したようなかたちです。当然その後値上がりしたら揉めそうになる心配はありますが、今回はそれが全部値下がりしてますから心配はありません。 

 

 

評価損のある株式の相続すると

株式の相続では取得価格も引き継ぎます。

ちなみに評価額100万円で含み益20万の株を売れば現金化すれば96万円ですし、含み損マイナス20万の株ならば100万円になります。

含み損のある株を換金すると単独で売れば譲渡益税を払う必要がないだけですが、もともと含み益のある株がある場合には損出しように使えます。自分の場合では配当金収入分の税金と相殺できるかと思っています。

隠れてトクしているかのようにも見えますが、今回のコロナショックのような事があり、損出しできる銘柄も増えてしまったのであえて含み損銘柄を引き取る必要がなかった、昨年12月で売っておけば確実に現金は増えていた訳ですから良かった悪かったとは一概には言えません。

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