去年は3月29日に雪が降った記憶もあり、まだまだ寒い感覚があり旅行する事を考えていなかったのですが、どう考えても旅行するのにちょうどいい気温です。青春18きっぷを使い飯田線を旅してきました。
参考にしたのは「旅の手帖」2019年7月号に載っていたこのコース。東海道本線と飯田線中央本線を使う周回ルートです。
この通りには行動せず、二泊三日で回ってきました。
秘境駅はいくつかあるのですが、調べてみると飯田線は平均2時間間隔でしか列車が来ないので、秘境駅めぐりと言うのはなかなか大変そうです。今回はどれかひとつだけにする事します。
有名なのは小和田(こわだ)駅ですが、秘境度が高すぎて駅から行ける場所も限られてる
移動の自由が少なすぎる(2時間いるのがさすがにきつい) と言う事で、ちょっと日和って?為栗(してぐり)駅にしました。
「秘境駅ランキング14位」の秘境駅です。
前日に豊川まで来て一泊。翌朝豊川駅から出発しました。
為栗駅までは約3時間かかります。距離的なものもありますが、単線なので途中駅で停車時間が発生する事による時間経過もあります。 列車は2両編成、各車両2割程度の乗車率でした。
為栗駅に着く前に先ほどの「小和田駅」があるのですが、中学生4人ぐらいが乗ってきて、学生2人連れが降りていきました。
もし目的地を小和田駅にしていたら、この学生2人組と約2時間ホーム上で過ごす事になり、別の意味の孤独(笑)を味わうところでした。
この手の体験談を読むと「降りたのは私ひとりでした」的なものが多いのですが、為栗駅で誰か降りたりしないだろうなと不安?になりましたが大丈夫でした。
せっかくの秘境駅も自分以外の旅人がいると(勝手な理屈ですが)台無しです。
駅全体としては古さを感じますが、こういう駅名看板はそれを感じません。
待合室はありますが、トイレはありません。
時刻表を確認。11時40分に到着したので、13時45分までの約2時間ここで過ごします。
思い出ノートを見ると2日前にも人が来た記録がありました。
2時間もどう過ごすのかと言うと南に見える吊橋を渡ると
10分程度歩くところに食事処があるとあるので目指してみます。
吊り橋(天龍橋)を渡った先の左手が坂道になっており登って下ると一般道にでます。
やはり閉店してました。猫はいました。駅からここまでの道には車が二台くらい止まっていたり何らか人がいる気配はありました。
よく見ると川を挟んでホームの向かい側に砂利採掘場も見えて、人っ子一人いない場所ではないようです。
駅の裏側の道を降りるとそれなりに川に近づけます。結構濁ってました。ボートが放置されてました。
13時18分豊橋駅行きの列車が来たので、吊橋から写真を撮ります。
13時45分 定刻通りに列車が来てくれました。降りる人はいませんでした。
天気が良くていい感じの気温だったのであまり秘境感や寂しさを感じなかったですね。(うぐいすも鳴いてました)やはり気温と天気って大事ですね。
ちなみに「飯田線秘境駅マップ」 秘境駅号の車内で配られたものを天竜峡駅で貼ってあったものの写真です。
駅では配っていないようです。
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