あぐらのSoloZakki

令和が始まる直前に53歳で退職しました。安定から自由を目指します。

北海道LOVEパスで宗谷岬を目指す(上)

1月末から発売されていたJR北海道の周遊きっぷ「北海道LOVEパス」を使って、日本最北端への旅をしてきました。(現在は販売終了)

 

HOKKAIDO LOVE!6日間周遊パス|JR北海道のおトクなきっぷ

飛行機・ホテルを予約して後はその日まで切符が発売しているか運次第という状況でしたが、2月の半ばに売り切れ。

不思議な偶然で、売り切れ発表の翌日ヤフオクで買いました。飛行機のキャンセル代を払って何も得られないより、ちょっとくらい上乗せ価格で買っても、旅行した方がいいなという気持ちです。

 

今回の宗谷岬への行き方ですが、旭川まで飛行機で行き、翌日に列車で稚内を目指す日程にしました。

ちょっと分からなかったのが、防寒対策の程度です。関東地方はそれなりに早い春の訪れを感じている時期でしたが、雪が降るのか?気温はどれくらい下がるのか?それなりの靴がいるのか?などなどです。結局は普段の冬装備で出かけました。

 

12時過ぎに旭川空港に着くAirDoに乗りました。

飛行機から見える旭川近辺の地上の様子。一面の雪景色が広がります。

 

空港到着後、出発間近のリムジンバスに慌ただしく乗ったので、旭川空港の写真はありません。バスは満席でした。

旭川駅はこんな感じ、飛行機からみたような雪はありませんでした。この時期の天気が知識が無いので(大雪や寒波の)ワーストケースを想定して、駅から遠くないホテルを予約してました。

チェックインには早いですが、まずは荷物を預けます。

明日の午前まで旭川滞在になるので、超有名な旭山動物園に行く事にしました。

ただこの時期の旭山動物園は冬季営業で15時半までしかやってません。(もうすでに2時近くでした)

行くとすぐに閉園の時間ですが、こんな入場券(一泊二日券)が売ってます。本当に2日使うかはともかく便利です。

こちらがこの切符が売っている場所の一つ、旭川駅の旭川観光物産情報センター。動物園へ行くバスの往復券(1000円)も売っています。

 

旅先で行き先検索を使って移動する際、指定されたバスターミナルの乗り場を見つける時間をどれくらい見込むかがちょっとした不確定要素ですが、あさひやま動物園行きのバス乗り場は、この観光センターの近くのすぐそばです。

閉園40分前に動物園に行く奇特な来園者が他にはいないと思っていましたが、他に2人いました。

残り40分で、すべては見れませんが、またいつか来ればいいくらいの気持ちで駆け足で見学します。この日は暖かく、滑る事をよりも溶けかけの雪で靴が濡れるのを心配するような感じでした。

入り口から一番近くにあるペンギン館、結構間近で見れるのですが動じません。

 

アザラシが有名ですが、常にこのチューブを泳いでいるわけではないようです。

丹頂鶴やオオカミやふくろうなども珍しかったです。

 

またバスに乗って、16時過ぎに戻ってくるとホテルにチェックイン、全国旅行支援クーポンを貰ったので、食事にでかけます。

北海道に来たので定番どおりのジンギスカンを食べに行きました。全国旅行支援クーポンが使えるこちらの店でした。

ジンギスカンセット(2800円)を注文。

また昼間に買ったあさひやま動物園の「おもてなし券」を見せるとビール一杯サービスとなっていたので!(太っ腹)メニューにあった地ビール「富良野大麦」を注文。北海道旅行気分を満喫しました。

旭山動物園おもてなし券|一般社団法人旭川観光コンベンション協会

 

ホテルに戻り翌日の気温を確認、稚内は最高気温7度でこの時期にしては暖かいとのこと。右下の東京の最高気温が20度の時期だと思うと十分寒いんですが、

未体験の気温ではないのでちょっと安心です。

 

翌日、いよいよ稚内へ向かいます。

旭川駅は木目調のデザインで統一感があって個性的です。基本広いので座って待つ分にはゆったりと過ごせます。

この時期の平日に稚内に向かう列車に乗る人がどんなものかと思ってましたが、自分が乗っていた車両では3割程度でした。みなが観光客なのかと思いきや、小さい子連れのお母さんとかもいました。南稚内で降りて行きました。

道中は、原則こんな景色が延々と続きます。

 

稚内駅に着くだけで無邪気な達成感が湧きますね。ただ単に列車に乗ってだけなんですが…。さすがに写真を撮る人は多くなかなか改札から外へ出る事はありません。

旭川から稚内まで、3時間48分列車に乗り続けたわけですが、個人的にはガラガラだとそんなに苦になりませんでした。

 

18時前に着いた稚内駅の気温は0.2度でした。意外なほどに雪はほとんど無かったです。

寒いのでホテルへ直行しました。(続く)