あぐらのSoloZakki

令和が始まる直前に53歳で退職しました。安定から自由を目指します。

退職して5年経って(前)

今月末で早期リタイア生活を始めてからまる5年ですが、5年経った変化で言えば、5年分年をとったと感じるのはありますね。早期リタイア後はじめて50肩にもなりました…。

 

病院に行く回数も増えました。貧しいワードセンスで差し支えのない表現を選ぶと「5年前より老いを感じる」と言う事になるんですが、なにか「老人になった(生活の質が下がった)」とか、そこまで意味では使ってません(苦笑)

この感想自体は早期リタイアしてなくても感じであろう、世代的・年齢的な感想ですが、そういう面で言えば、この5年間を(早期リタイアして)自分自身の為に充てられて良かったと思っています。

東京マラソンを走ってきた

3日に東京マラソンを走ってきました。12年かけての目標(11年連続落選)達成しました。今回から始まった連続落選者救済抽選のおかげです。

事前の調子から何とか4時間10分を切りたいと思っていたのですが、初東京マラソンに年甲斐もなく舞い上がり、前半飛ばしてしまったため、後半スタミナ切れとなり、目標達成とはなりませんでした。

世代的にどれくらいのタイムで走ったか?ですが、発行された記録証によると50代後半ランナーは約4,000人いて、その中で真ん中よりもちょっと上でした。

結果には満足してますが、タイムを目指す走りはもう無理なのも実感しました。走る前はフルマラソンは最後でもいいかと思ってましたが、タイムを全く気にしないマラソンも走ってみて、それから考えるのもいいかなとも思っています。

iPad mini +ペンシルとブログ

今月始めにiPad mini6を買いました。それまではiPad mini4をずっと使ってました。

iPad mini6が発売されてから3年近く経ってるので、新製品がそろそろ出てもおかしくないタイミングですが、ANAモールで買うと10%もマイルがつくと言うキャンペーン(既に終了)がやっていて、優先しました。

その際にApple Pencilも初めて買ったのですが、はてなブログを書くのにApple Pencilを使った音声入力ができるのを知りました。音声入力とペン修正が実用レベルで使えます。後はぱっと文章が浮かぶような瞬発力とワードセンスが課題です(苦笑)

 

これからの早期リタイア

早期リタイアを目指す場合のここ5年の変化と言えば、5年前より(将来の)インフレの事を計算に入れる必要が増した事かなと思います。

今月、こんな逃げ切り計算機を知りました。

tools.liberaluni.com

前からあったようなのでこれだけで記事を書くのはやめましたが、5年前は無かったですね。使いやすいUIでサクッと結果を見る事ができます。

 

年金の繰り上げができなかったりするのはアレですが(繰り下げはできる)運用利回りを税引(8掛けで)計算してあるのは現実に即しているかと思います。

またインフレ率の設定もあり、インフレのある世界で名目生活費がアップしていくのを実感できます。

例えば今200万で済む生活費が、インフレ率2%の世界の20年後には約300万必要になりますが、2024年の物価感覚ではなかなか納得できない数字です。

他には年金支給額をインフレ連動ありにするかどうかも選べます。「連動あり」にすれば当然資産は長持ちしますが、現実のマクロ経済スライドは完全なインフレ連動を目標にしてませんから、この「年金連動あり」のシミュレーション結果だけ安心するのはちょっとリスキーです。

 

それだけインフレを考慮に入れた逃げ切り計算が複雑だと言う事になりますが、一方で、もし本当に20年もインフレが続いた場合(早期リタイアしない人)勤労者の名目所得もそれに従いていかないと日本中が大変な事になると考えると、20年連続インフレは極端な予想じゃないかという気もします。

 

既に早期リタイア中の自分としては、株式(指数)投資をしている事でインフレヘッジしているとは思っています。ただ定量的に計算しているわけではありません。まあ緊急性がある問題では無いので、ジタバタしても仕方ないみたい気持と、ここ5年間の株高・円安で深刻度をそれほど感じていないからと言う面もあります。

(続く)