週刊文春の連載中の
作家の万城目学さんのエッセイがあって、ここ最近会社員(3年目)だった万城目さんが、会社を辞めて、作家を目指した頃についてを書かれています。
その作家デビュー前の3年ぐらいを振り返り、自分には「無職の才能」があったと今週号で書いています。この「無職の才能」という言葉の響きに惹きつけられました。
どちらかと言うと「無為状態」に動じないというニュアンスに感じましたが、「無職」でも、少しも退屈しないと言う意味では、自分も自信があります。
たいていのセミリタイアを目指している人や既にセミリタイアしている人もそうだと思いますが、非生産的な事やら、趣味な事やら、学び直し的な事まで、計画することや、想像する事も幸せに感じ、楽しむ事ができます。
いじわるな見方をすれば、今が一番楽しいとも言えますが、例えば実際に3年たってみて、その時はその時でまた考えなおせばいいことです。それはまた別の「才能」の話です。
エッセイの後半には、(小泉総理時代の)失業保険給付の手続きの事も書かれていて、そっちも参考になりました。(今でもそうだといいなと)