あぐらのSoloZakki

令和が始まる直前に53歳で退職しました。安定から自由を目指します。

早期リタイア者にはあまり必要ない「今が一番若い」意識

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「今が一番若い」何かを始めるのに遅いことなんてない!年をとっても行動する際に動機づけとよく耳にする言い回しです。

先日見た記事でこのフレーズを見ました。

yorozoonews.jp

43歳でプロの漫画家になった方の話で、こういう「自分の夢に忠実な姿勢、やりたいことをやった話」は好きな方です。ただこの記事にある「今が一番若い」意識って部分、そんなに要るのかな?とも思いました。

自分も年齢的に年(加齢)を感じる事は少なくないです(50肩も経験しました)。ただそういう現状に対して、とは言っても「今が一番若い」という「いい聞かせ」をする必要はあまり感じないです。

アイデンティティが「若さ」に依存する事がかなり減ったというのもありますし、今の生活の社会との接点の少なさもあるでしょう。色々な年代・出身の人たちが集まる集団(職場)では、年齢に対する「パブリック・イメージ」が存在して、程度の違いがあっても、そこにいる人はそれを意識します。

 

40代以上に対して、新しいことにチャレンジしないと言う「パブリック・イメージ」があるので、それに逆らう自分を奮い立たせるために「今が一番若い」という発言が発生するのだと思います。

例えば世間の「無職」に対するパブリック・イメージは前向きでない(?)ので「完全リタイア」よりもちょっとだけ働く「セミリタイア」の方がいいと自分は考えてます。

agura-huma.hatenablog.com

それは最近の言葉(笑)で言えば「無職です」と周囲に発信した事の「ハレーション」を気にするからで、それが「パブリック・イメージ」を意識した考えです。

もっと違う言葉で言えば、日本人はひと目を意識して生活せざるを得ない、からだとも言えます。

 

そういう意味で、年齢に対する「パブリック・イメージ」を意識する事が少なく、そして経済的自立を達成していて時間制約も無い、そんな早期リタイア(FIRE)実行者は「今が一番若い」とわざわざ言う必要はなく、やりたい事があればやればいいだけです。

 

そんなわけで、最近の年齢に対する意識は、上の年代よりは若いけれど下の年代よりは年寄りだという「今」(状態)がずっとスライドしていくイメージです。

ひとつだけ注意が必要なのは、やっぱり10年後には出来なさそうな事は優先度を上げた方がいいですから、そういう判断のために限って、年齢は意識した方がいいと思っています。

 

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