時々繰り返すキリのない作業
令和になってからと、退職してからしばらく経ったので、再度どれくらい老後のお金が必要かを考えてみたいと思います。基本何度もしてきた事で冗長でもあるのですが、ブログに書けば後から見やすいので良いかもしれません。(また同じ事がしたくなった場合)
まずは、老後のひと月の生活費をどこかの情報でリファレンスにします。今回のこれはiDeCoのマンガの一コマです。そんなにポジショントークではないと思います。
これによると(2人で)283,000円。一人暮らしならばこれを7掛けして198,000円としておきます。
ただ趣味娯楽で88,000円も必要かというところと、そもそも趣味娯楽費は(他の生活費のように)7掛けしなくてもいいだろう、個別の趣味だろうと言う事で2で割ります。44,000円くらい。
195,000✕0.7=136,500 趣味娯楽で44,000円 合計 180,500円
少なすぎず多すぎず、趣味娯楽を減らしたりすれば調整も可能です。
こういうアプローチの場合、将来の年金の月額予想額とこの額との差額を考えれば良い事になります。
360単位で考える
この場合、簡単な計算式があります。この本に書いてあったのですが、
図解・最新 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!
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老後に必要なお金の考え方
老後を30年生きるとして
360か月(30年)✕1万円=360万円
360万円の貯金があれば、ひと月あたり「年金」+「1万円」の生活ができる。
なかなかシンプルでいい感じの丸め方だと思います。年金だけだと月マイナス5万円になる場合、360✕5=1800万必要になる訳です。現実的な心理状態として、年金減少分や保険としていくらかプラスして考えておけばよい勘定になります。
この予備の部分がいくらあっても不安になるとか、95歳以上生きてしまったらどうしたらいいか心配になる人は、この手のシミュレーションをせず、できる限り働き続けた方が良いという事になります。