イギリスの孤独対策の話
月曜日のモーサテで興味深い特集をやってました。いわゆる「孤独」問題についてです。
端折って言うと、このベンチに座っている私は(孤独なので)話かけて欲しい(もらって構わない)と言う意思表示な訳です。確かに一人だからと言っても傍から見ても孤独を感じているかどうか分かりませんからね。
日本より個人主義社会な欧米でそういう社会的な取り組みがあるのは意外でした。
イギリスでは「孤独担当大臣」とかもあるそうです。
「孤独」というより「自由」
我が身を振り返ってみれば早期退職しての一人暮らし。「孤独感」と隣合わせのようにも見えても仕方がありません。
ただ退職して1年未満、まだ日も浅く(大半の単身アーリーリタイアの人はそうでしょうが)「一人はラクでいい」状態です。どちらかと言えば「自由はラクでいい」ですが。集団の中にいると感じる「窮屈さ」だけでなく「疎外感」を感じなくていいという意味では一人の方が孤独を感じないケースもあります。長く生きているとそういう「孤独感」「疎外感」を感じないように行動する術も身についているのもありますかねえ。すごく近視眼的な意見で言えば、最近の不要不急の外出をしない自由があるのもそのおかげです。
自分から選択しておいて「孤独」を感じる訳はないと言う事ですが、とすれば「不自由」にならないように注意する事が「孤独」を避ける方法なのかなとも思います。なんかいい気になるのもあれなので、自由の代償がある事は承知しながら、たまたま「自由」のメリットの方が大きい時期ぐらいのつもりが適当なのかなと思います。