そんなに人気があったんだ
昨日の日経の「個人向け国債の売上がキャンペーン中止の影響で減少している」と言う記事が気になりました。
何でも前年比8割減になるほどの売上減少でその理由が証券会社の現金還元キャンペーンの中止によるものだそうです。
個人向け国債は発行から1年たつと中途換金できる。このため現金還元後に中途換金し、別の金融機関のキャンペーンに乗り換える「渡り鳥」が存在。現金還元情報をまとめたウェブサイトもあり、個人投資家の間ではうまみのある手法と認識されていたようだ。
~上記記事より引用
前からそういうキャンペーンがあるのは目にしてましたが、そんなにうまい話だとは理解が足りませんでした。
自分は手堅いつもりでも
と、「へーそうなんだ」的に記事を読んでみると
「キャンペーンの意味があまりなかった」。岩井コスモ証券の担当者はこう話す。同社は昨年末まで変動10年の場合、1千万円につき4万円の現金還元を実施。購入から最短2カ月で還元され、還元率は実質0.4%と足元の変動10年の金利0.05%(税引き前)を大きく上回った。
うーん。1年拘束されて0.4%と言うとそれほどでもと言う気がします。きっと購入金額が小さいとさらに還元利回りも下がるはずです。個人的にはそんなに残念じゃない気がしてきました。
確かに使う予定のない1000万円があればアリかもしれないので、そういう人たちはきっと「運用目的でなくかつ使う予定が無い資金」の規模が全然違うんでしょう。
そう言えば小泉進次郎夫人の資産内訳の大部分が国債がだった時も「堅いなあ」と思いましたし(「渡り鳥」はしてないと思いますが…)投信積立で老後の資産形成をしている自分を「リスク管理できている方」という認識は間違っているかもしれません。