あぐらのSoloZakki

令和が始まる直前に53歳で退職しました。安定から自由を目指します。

日本のFIRE生活方法が多彩な理由

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最新の別冊SPA(お金のムック)には投資つながりで、目指せ「FIREへの道」という特集が組まれてました。「投資を志す→資産形成に成功する→FIREを目指す」確かにそういうつながりはあるかもしれません。

いつものようにdマガジンで読んだのですが、日本のFIRE達成者のその実現方法は実に多彩ですね。人それぞれ感があります。

成功した個人投資家の延長としてのFIRE達成者

これは日本のFIRE達成が、この本で書かれているように資産形成の延長上にある(=資産形成の過程、得意な手法が異なる)のも理由のひとつですし、トリニティスタディのようなアメリカの4%ルールのバックボーンになる学問上の統計もなく、平均期待利回り4%をうたえる投資先がなかったのもそうでしょう。

 

実際この本で紹介されていたFIRE本を出しているという穂高さんの場合も、配当収入をメインとしたFIRE生活の話でしたが、総資産7000万で税抜き月25万円の配当収入が得られているのは結構効率が良いと言うかリスクを取っていると感じます。

確かに米国FIREのような右肩上がりの王道的投資先がないと、配当収入を前提としたリタイア実行になるのは当然なのかもしれません。

自分の場合は、投資度胸も投資能力があると信じていないので、配当もそこそこ、インデックスもそこそこ、現金も残す(徐々に投信に移す)という疑い深いリスク分散スタイルでのリタイア実行です。他にも色々なモノに手を出したいという投資性分もあります。

 
ただアメリカの方が高配当や連続増配株で有名で歴史もあるのでシンプルに配当生活でFIREした方が確度が高そうに思えますが、案外アメリカからのFIRE情報はあくまでS&P500全体を買うもので、配当株をアテにしたものではないのは不思議です。

FIRE達成者の3つのケース 

日本の場合は成長が信用できる株式市場が身近になかったために早期リタイア達成は、投資に対する熱意とセンスと度胸の成果でもあり、別のアプローチとしては地道な節約生活の結果、もしくは単身中高年会社員という属性によるものでした。
最近は投資のコストも下がって、成長がアテにしやすい米国株式投資で資産形成の流れもメジャーになってきてます。
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(すでに投信の世界では主流は外国株式投資)

 誰でも資産形成が可能な時代が来る

これはFIRE達成の道筋と言うより資産形成の手段そのものが汎用化してきてる訳ですが、誰もが同じ事をして資産形成できるとかうまい話が本当にあるのかと疑わしい気持ちもあります。つまり個人の努力じゃなくて(コスト減・新しい投資商品などの)投資環境の変化だけで資産形成ができてしまうってあるのかなという懐疑心です。もちろんそうでないと平均的小心投資家の自分も困るんですが…。

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