dマガジンのムック特集に「定年前後のお金と手続き」令和3年度版があり、読んでみました。FPの横山光昭さんが監修の毎年出ている情報系ムックです。
すでに退職済みで退職金ももらっているし、運用にも手を出しているし、介護も終わっているし、相続も済ませ、実家の後片付けも終わっています。保険にも入る必要もなく、この先働かないとするとほとんど読むところが無いと思っているのですが、思い込みや抜け漏れがあるかもしれません。
本の構成と抜け漏れチェック
本の構成は以下の4章からなり
- 退職金と年金にまつわる準備と手続きが知りたい
- 定年後の保険と住まいについて知りたい
- 介護にまつわる準備と手続きが知りたい
- 相続にまつわる準備と手続きが知りたい
今年はこれまでとは違って「コロナでもらえる払わなくてもいいお金」と言う章が特設されてました。いわゆる休業支援金・給付金ですが「給付」「免除」「猶予」も色々とあるものです。
本を読んだ限りでは、この先考えなくてはいけないのは終のすみかの話だけのようで、今後の事について(たいていのイベントが)いろいろと終わっている人間だと言う事を確認できました。ある意味この先は一本道です。
経験者としての感想
と言う意味では、新しいインプットはなかった訳ですが(終わっている人間として)感想が書けると思います。個人的な考えとして情報はマルチソースの方がいいとは思いますが、本書も網羅性は高いので有用だと思います。
介護については、ケアマネさんと話をする事で、その地域で使える(サービスの)情報は得られるので、そこまで本の知識が無くても大丈夫だと思います。
相続については、相続内容が相続税と無縁で、時間があるので自力でやりましたが、お金を払えば全部代行してもらえる領域です。司法書士・税理士だけでなく、証券会社・銀行もその手のサービスを紹介してくれます。独りでやるならできるだけ(この本に限らず)色々と本を読んだ方がいいです。
「相続にまつわる準備と手続きを知りたい」に「身近な人が亡くなった場合」という章があり、ここには書いてなかった事で自分の経験で言うと四十九日法要時に納骨を行おうとすると、実家が遠い場合には早めに動く事が大切です。
四十九日法要までに追加彫を済ませるためには「お精抜き」を済ませて、石材屋さんに依賴する必要があるので、他の期限のある没後の手続きと平行して「石材屋さん」探しをする事や「お精抜き」の日取りを決め、その日に実家に来る事など、結構タイトです。
自分の場合は納骨を四十九日法要と一緒にする意識がなかったです。お寺さんから言われて気づきました。別に違う日でも構わないですが、一緒に済ませた方が良かったです。ちょっと細かい話ですが思い出しました。
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