あぐらのSoloZakki

令和が始まる直前に53歳で退職しました。安定から自由を目指します。

早期リタイアに必要な「知らないと損」意識の大切さ

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iDeCoを運用益目当てだけじゃなく、節税ツールとして利用しようという話を書きましたが、この節税メリットは案外知られていないと言う記事をみかけました。

(企業型・個人型を引っくるめた)確定拠出年金は普及していないという視点での記事だったのですが、節税メリットの認知度の低さの話を含めて興味深い内容でした。

agura-huma.hatenablog.com

確定拠出年金はなぜ普及しないのか

www.itmedia.co.jp

例えばiDeCoを始めない理由として、60歳まで引き出せない事をリスクとして考える意見が多い事を紹介しています。

制度を利用しない理由は何なのか。最も大きい理由は「60歳まで引き出せないから。特に若年層にその声が大きかった」とフィデリティ・インスティテュート首席研究員の浦田春河氏は分析する。

確かに自分も人にiDeCoを勧めたときに似たような不安を耳にしました。

agura-huma.hatenablog.com

60歳まで拠出できない事は、人間の心理とは無関係に強制的に長期投資をさせる仕組みですが、そういう状況を不安視する気持ちもよくわかります。

その他にも日本のDCと外国のDCの違い(国が上乗せ拠出してくれる)の紹介など面白い内容だったのですが、この記事が心に残ったのは、日頃から感じている事をうまく言い表していたからです。

知らないと損するのが資本主義社会

資本主義の世界は知ったもの勝ち。教えてもらわなかった人は、知らないまま来てしまっている。人によっては経済格差の拡大要因にもなるのではないか。公的年金だけでは老後不安を拭えないのであれば、自助努力のための器が用意されているということを知らせていく必要がある」

DCのメリットは分かりやすく得できる内容なのに「知っている・知らない」という認知度だけで、経済的な差がついてしまっている。確定拠出年金だけでなく今の社会はそういう事が多いのではないか?という指摘です。

「資本主義」という括りはちょっと違和感があったのですが「現代社会≒資本主義」という捉え方はなるほどと思わせる部分もあります。

知るだけでトクできるというのは、実際ものすごくコスパがいいことです。案外世の中の多くの人は(本や動画から)情報を得る事に大きなインセンティブがあると思ってません。「知らないと損」意識を持つ事は絶対的だけでなく相対的にもトクできるわけです。支出の最適化が必須のFIRE志望者・生活者の場合は、よりこういう意識が必要になるでしょう。

 

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