つみたてNISAはS&P500のインデックス一本ですし、人に勧めたiDeCoの投資先も(相談された投資先は)S&P500インデックスです。損益率は15%プラスのようで、初心者向きの堅実な投資先だと言う気持ちを強くしたのですが、
さすがに思考停止気味なのも事実です。そんなS&P500一極集中の弊害はないのか?の記事、面白そうなので読んでみました。
山崎元さんとeMaxis投信シリーズの生みの親という代田さんの対談形式の記事でした。
期待値の高い投資タイミングは存在するのか?
長期投資全般の内容もありました。「一括と積立のどちらがいいか」のいつもの話題もリピートされていました。
長期的に見て株式に投資することが有利だと思って投資する以上、お金があるのに、わざわざ時間を分散して投資して、投資していない金額が生じる期間を作るのは、機会の損失です。
適切なタイミングを狙って投資は不可能という意見ですが、自分も期待値の高いタイミングが存在するという気持ちは多少はあります。
ただタイミングを考える投資に値下がりリスクは回避できる点は否定してませんでした。
下手に投資のタイミングを考えることで、値下がりは回避できるかもしれませんが、値上がりする局面を放棄してしまうリスクも大きい、だから、毎月お給料が入ったら即座に投資をはじめて、ほったらかしておくのがいいのです。
売ってしまえば(予想を反した値上がりで)儲け損なう事はあっても、値下がりによる損失拡大は防げるのは事実です。
リスク差は存在するのか
本題のS&P500一極集中についての話ですが、具体的なリスクについては数値化されており(数字の出し方は参照記事)
S&P500のリスクが過去5年で概算すると17あるのに対して、全世界株式(除く日本)は16.2です。大差ではありませんが、リスクは少ないほうがいいので、16.2の全世界株式(除く日本)のほうが投資対象としては確かにいい。
この数字の違いを見てどう思うか?になりますが、そんなに大きいのかなというが実感です。「大差ではないがリスクは少ない方がいい」というレベルでは確かに正しいようです。
将来的に資産の保守化を考える場合には、S&P500、米国株式中心のポートフォリオを全世界株式中心に変更しようかなぐらいにはなった感じです…。
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