寒くなってきたので、最近は家にこもりきり気味です。(ちょっとしたアクシデントはありましたが)早期リタイアも3年も経つといわゆる「自由時間の多さ」ってやつを実感できますが、特に不満不足を感じません。
もちろん季節的なものなのかもしれませんが「無為に過ごす自由」を肯定してくれるちょうど良い本に出会いました。
アマゾンの本の紹介にはこうあります。
定年後に続く、20年、30年という人生を思うと、人はいろいろと考えてしまう。生きがいは? 健康は? 老後資金は? などなど。しかし、多彩な趣味や交友、地域活動などを通じて充実した定年後を送ろう、いや送るべきという「圧」が昨今やたらと強くなってはいないか? 無理して「地域デビュー」なんてしないほうが互いの幸せだったりもする。「なにもしない生活」だってアリなのではないか。
定年退職後生活のロールモデル提案とか、不安に対する対処法が書かれてる巷の定年本に対するアンチテーゼ的な本と言うわけです。
世の中の定年準備本を斬りまくると言うスタイルなので、面白おかしく誇張気味に書いてあるようなところもありますが、それを割り引いても、世の中の定年本が一般的過ぎて無内容な面があるという意見は、定年本の一面的さを言い当てているかと思います。
この著者の方(出版当時70歳)年金は六十歳から繰り上げ受給し、20年間健康診断には行った事がないと書かれていて、それくらい「好きにすればいい」を徹底しているので、何から何まで自分と同じということはないんですが、「好きに生きていること」については責任が伴うことを自覚してればそれでいいじゃないかという意見には共感できます。
ただ、この本のアマゾンのレビューでは「何もしなくてもいいと言っている」著者が実は21冊も本を書いているという「痛いところ」をついてますが、そんな点を踏まえてもこういう立ち位置も大切だなと思いました。
気持ちが変わるのが人間ですが、とりあえず新しい何かを始めようと言う気持ちよりも「気が進まない事はやらない自由」を楽しむ気持ちに忠実でいたいと思います。
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