月曜日、プライム市場の切り替え対応で週末入れなかったSBI証券サイトにログインしてみると、お知らせがありました。特定の米国ETFの買付手数料を無料にすると言うものでした。
最近有名になった米国株投資、VTI(ヴァンガードトータルファンドインデックス)を買うならば楽天VTIじゃなくてETFの方が保有コストが安くていいと聞きます。
分かりづらい米国ETFの買付コストを考えると、ノーロードの投信で十分じゃないかというところで思考停止(面倒くさい)してました。
長期運用戦略としては良いタイミング
買付手数料無料ならば、もう少し考えてみようと言う気になりました。
もともと計画的に益出し買い替えはしておく予定でした。
低コスト商品への乗り換えのいいタイミングとも考えられます。
「SBI ETFセレクション」のうち4銘柄は、従来から買付手数料無料で提供していますが、2022年4月1日(金)から、買付手数料無料の対象を6銘柄追加し、合計10銘柄に拡大します。
よく見ると既に以前から4銘柄買付手数料無料と書かれてました…(^^;
今回買付手数料が無料になったと言うのは以下のETFです。
この言い回しだと売却時には手数料がかかるのでしょう。売付時の手数料はSBI証券->外国株式委託手数料で確認します。
この円安時で米国株(ドル)を、どんと買うのは雰囲気的な心配点ですが外国株式投信を売った資金(円安メリットあり)で買う事になるのだから大丈夫でしょう。
円貨決済と外貨決済
今保有しているSBI証券の外国株投資は円貨決済で済ませているんですが、細かくコストを重視すると気になるのは、買付時のドル転のコストです。
SBI証券の場合、SBI銀行でドル転してSBI証券へ入金して買うのが、為替手数料(スプレッド)が低い(1ドル4銭)と言うのが有名ですが、この場合(投資の出口)最終的に円転したときの為替益への税金が気になります。
外貨預金の為替差益と同じで、確定申告用資料は発行されないと書かれています。
必要な資料は自分で用意してくださいと言う事です。
このあたり、ちょっとだけ調べてみました。為替差益の確定申告は現実問題としては心配する必要は無いという意見…。
使わない米ドルを1日以上口座に保有しないようにして、為替差益を発生させないようにする方法。(今回自分が何を気にしているかはこの記事でも書いてあります)
などが見つかりました。
現時点では確定申告がラクな(雑所得が発生しない)円貨決済で済ませた方が、総合的に判断していい気がします。スプレッド差と言っても、今月のように為替が動くとあまり気にする必要はない気もしますし。
ウェルスナビの真似ポートフォリオを作ってみる
また、ちょっと調べてみて面白いと思ったのは、ウェルスナビのミラーポートフォリオを作ってみる事です。この買付手数料無料ETF拡大で、ウェルスナビのETFがかなりかぶっているとの事です。
今の運用中のウェルスナビのポートフォリオは以下のETFで構成されています。
確かにVEA以外が買付無料対象です。自分でもウェルスナビのポートフォリオを安く真似られるわけです。
果たして運用成績がマネられるのか?同じようなポートフォリオを維持するのがどれくらい大変なのか?ウェルスナビの手数料に納得が持てる?機会じゃないかという気もしたわけです。
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