早期リタイア開始前後に世に現れたロボアドバイザー投信、好奇心から色んな会社のロボアドにちょっとずつ投資してみました。基本的にはそれほど大怪我はしないだろうと言う見込みのもとでした。
この見込みは、ロボアドバイザーと言っても、所詮指数投信(ETF)でポートフォリオを組む分にはたいした違いはないだろうと言う多少の過小評価からくるものです。
それから約5年、その間の投資環境を振り返ると、一言で言えばリスクをとったものの勝ち、米国株式中心に買ってればプラスになった期間だったかと思います。
そんな5年弱が経とうと言う、ロボアドの成績ですが思ったよりは差がつきました(全ロボアドは同時期開始してませんが)
下のがグラフは今年6月までの成績です(今年末でのグラフは年末のいつもの記事で)ウェルスナビが圧倒的に抜けています。そして楽ラップがパッとしません。
と言う事で楽ラップを売って、ウェルスナビに移そうかなと考えています。
あまり短い期間で判断するのは早急ですが、5年なら、それなりの結論を出してもいいのではと思います。
差がついた理由ですが、ウェルスナビがリスク高めなポートフォリオだった事と、2020年以降入金せず、結果的にほぼ一括投資状態だった事で含み益の見栄えが良くなっています。
次に為替ヘッジの有無です。楽ラップには為替ヘッジ有りの投信が含まれていました。そのため、ここ数年の円安「円建て資産の評価額のブースト要因」の恩恵を受けづらくなっています。
また楽ラップのポートフォリオがやや保守的になっていて、リスク取ったもの勝ちの流れに乗れませんでした。リスク選好度はロボアドの開始時に、自分もしくは診断テストで決めます。
保守的なポートフォリオを組む事が悪いとは思わないですが、リスクを取った事のマイナス面は実際発生してませんから、やや保守的過ぎたのかなと感じます。
そういう意味では、楽ラップのリスク選好度を今よりやや高めにすれば、結果は変わるかもしれず、また来年は円安じゃない可能性もあります(為替ヘッジ有りが悪さをしない)
と言う事で、全額乗り換えはやや極端かもしれないかもしれません。半分は残して(リスクをとる)コース変更して続けたいと言うのが今の考えです。