毎月最終土曜日に確認している保有中のロボアドの運用状況です。先月の上昇分を11月末から始まった円高ムードがどの程度マイナス寄与するのか?という感じの12月、日銀政策決定会合の後の円高を覚悟していました。
チャレンジング発言はごまかされたが
そんな予想に反する緩和姿勢維持、あの発言は「仕事への姿勢」だと言う事です。
チャレンジング発言は「仕事への姿勢」 植田氏会見、緩和継続を強調:朝日新聞デジタル
100歩譲って「仕事の姿勢」だったとしても、言葉を選んで欲しいところです。まあ釘を差されたんだと思うんですけれど。結果的に円高が解消。日経平均上昇となりました。
緩和続行の方が恩恵を受ける立場なのに、そこまで文句を言う必要はないんですが…。
さらにダウ平均は37,000ドルを初めて突破。
これならロボアドも高値更新で終わるのかと思ったら、結局再度の円高で円建て含み益の減、金融政策決定会合後の円安は何だったのか?本当に為替は不思議です…。
やはり来年は円高なんでしょうか
2023年12月のロボアド確認
いつものロボアド運用状況を確認します。先月の状況はこちらです。
12/30時点での各ロボアドの評価損益です。
※マネックス証券が年末年始のメンテナンスに入ってしまって、取得できませんでした。他のロボアドの数字から、ほとんど影響はないと思いますが…。
主要3指数の上昇の割にはヨコヨコの結果でした。
来年の利下げを織り込んだ米国株式指数の上昇を今月の円高が相殺する形だったと思います。
12月なので、半年に1度の別の見える化(グラフ化)をしてみました。
先月より円高の影響で若干下がったウェルスナビも、年間を通してみれば約30%増でした。他のロボアドとの差をさらに広げた感じです。ウェルスナビの30%増は円安の恩恵を受ける円建て評価での数字で、ちなみにドル建てでは約15%アップでした。
自分はウェルスナビ運用歴6年ですが、歴5年で含み益2割超えは9割近くいました。
ダイワファンドラップ、マネックス、THEOに関しては、これまでと同様eMaxisslimバランスと変わらない程度のパフォーマンス。
円安で資産が殖えづらい楽ラップは、年間を通しては右肩上がりだったものの相対的には低パフォーマンスです。
この現状を踏まえて、楽ラップを半分売って、ウェルスナビに追加投資して、残した楽ラップもポートフォリオをリスク選好度を上げてみようと思っていると言うのは先週書いた通りです。
来年は円高が進むのか?米国利下げで米国株高になるのか?両方起きた時にこのロボアド乗り換えは正解だったのか? 予断はつきませんが、ここ5年間のパフォーマンスをアテにしたいと思います。