毎月最終土曜日に確認している保有中のロボアドの運用状況です。8月からずっと下がり続けてたので、先月(10月末)時点では今月も下がるのではないかと、弱気と言うか、気持ちの準備をしていました。
反転のきっかけは?
そんな心の準備に反して、気がついてみれば上昇で終わった11月でしたが、何がきっかけで始まったんだろうと振り返ってみると、10/31に自律反発したのがきっかけのようでした。11/1にドル円が151円台を突破、11/1にFOMCの利上げ見送り、その後の長期金利低下という材料でスルスルと上がったようです。
上の記事は11月上旬でダウが34,000の頃の話で、今朝は35390.15ですからつくづくアメリカ人は株を買うを事に前のめりなんだと思います。
2023年11月のロボアド確認
いつものロボアド運用状況を確認します。先月の状況はこちらです。
11/25時点での各ロボアドの評価損益です。
何とか3ヶ月分の下げを取り戻したような気持ちでいたんですが、思った以上に上がっていました。
ウェルスナビは今年の6月の高値(+70.72%)を越えていました。普通に考えて今年の高値を更新するような材料が今月あったとも思えません。
ウェルスナビの推移を見てみると
含み益が確かにちょっと上抜けてて高値更新しています。ただこれは円ベースなので、ドルベースも見てみると、違った結果になっています。
そもそもこれまでの高値は越えておらず、11月は今年の高値に並びかけた程度です。
人気のS&P500投信の基準価格も今月高値更新しています。
つまり今月の高値更新は「複利の力」でも「アメリカ経済の底力」のおかげでもなく、円安のおかげでした。これが目論見通り(為替が読める)なら今頃FXで大金持ちです。そうではないので、今回もラッキーだったと言う事ですね。
今年に限って言えば、投資に詳しかろうが人真似だろうが、シンプルに海外インデックス投信買った人にとってはボーナスステージだったと感じます。
またもとに戻ったSBIラップ
昨年の4月末から始めた、別枠で記録しているロボアドSBIラップの運用状況です。
それなりにプラスですが、そこまでの数字的なインパクトはありません。
ポートフォリオの方ですが、これが先月の構成
ピンクは新興国株式です。青は米国債券、ほぼ赤は米国株式です。
ピンクが増えて青が減ってます。米国債券を売ってまた新興国株式買いに回ってます。今月は株式優勢でしたが、毎月変更があるのにも慣れてきました。
今年も後1ヶ月
10月末の時点では3ヶ月続落だった事を思うと、今月はガラリと景色が変わった感じです。ただ10月末の精神状態を振り返っていると案外平静でした(売ろうとは思っていなかった)そういう意味ではリスク許容度的にはまだ範囲内だったのかと思います。
と言っても、1年かけての「行ってこい」を実現するかも想定しましたし、その可能性は減ったので正直ホッとしました。