毎月最終土曜日に確認している保有中のロボアドの運用状況です。先月の確認は、7月末の日銀の政策変更(YCC柔軟化)直後で、株価がどうなるか?と言う中途半端なタイミングでした。今となっては何とでも言えますが、当時は心配してました。
日銀の金融政策変更はスルー
結局、日銀の政策変更に対する市場の反応は思ったよりも優しいものでした。出口モードの連想から円高という予想は外れ、それどころか円安になりました。
うまくやり過ごしたなと思ったところ、米国債の格下げのニュースにネガティブに反応しました。
最近は、中国経済がちょっとずつリスクテーマに上りつつあります。
そんな感じで、株価を上げるニュースは無かったのですが、これまで上げてきた揺り戻しがあるんじゃないかと毎月思っているので、予想よりは悪くない(円安のおかげ?)8月でした。
そんな中でいいニュースだと思ったのがNVIDIAの決算発表です。
これでナスダックが上昇と言う事は無かったですが、新しい技術にお金が集まり売上に繋がっているのは健全な動き(=いいニュース)だなと思いました。
2023年8月のロボアド確認
いつものロボアド運用状況を確認します。先月の状況はこちらです。
8/26時点での各ロボアドの評価損益です。
一言で言えば、ヨコヨコでした。思ったよりは下がらなかった印象です。
先月のタイミングは、YCC柔軟化発表の直後でしたが、今月はジャクソンホールのパウエル発言の直後と、奇しくも重要イベントの翌日となりました。
パウエル議長が株にやさしい事を言う筈がないと、悪い方向に身構えていたんですが
市場の反応は「想定内のタカ派発言」と解釈されたようで上昇しました…。悪いニュースを予想しておいて、思ったよりは悪くないから「いいニュース」扱いで買う。
よくある事とはいえ、本当にアメリカ人は前向き(笑)ですね。
SBIラップは保守的運用へ?
昨年の4月末から始めた、別枠で記録しているロボアドSBIラップの運用状況です。
こちらも損益に先月から変化はありません。
今年に入って個性的なポートフォリオで他社との違いを見せていますが、今月は変化がありました。
新興国株式投信の投資比率が5割弱だったのが4割を切り、米国債券の比率が第2位(約3割)となっていました。ただ先進国株式と米国株式はそれぞれ約2%と軽視されたままです。
新興国株式5割という個性的なポートフォリオから、やや保守的なポートフォリオに変化しました。
パフォーマンスをあまり期待できないポートフォリオになりましたが、AIだけにしかわからない何かを察知しているんでしょうか…。