8月も最後の金曜日を過ぎたので、保有している5つのロボアドの運用状況を確認します。今月は円安回帰、S&P500が半値戻しと、なかなかの適温相場でした。ただ今月の市場を包んだ楽観ムードには違和感も感じてました。
今月の買いの理由は来年の利下げ予想
S&P500が半値戻ししたのは8/12の事。
半値戻しについては、モーサテでこんなアノマリーを紹介してました。
もう今年の「安値」を割り込む事は無いという話ですが、本当でしょうか?
正直なぜこんなに戻ってきているのかが不思議でしたが、こういう説明をよく見ました。
これはバフェットが買増ししたニュースで紹介された話ですが、来年の予想で今買うという投資行動に、前向き過ぎると言うか楽観的過ぎないか?と見てました。
なので今朝のニュースはそんなに驚きませんでした。
今月の市場はさすがに楽観的で、水を差すのは当然かなと思います。
2022年8月のロボアド確認
いつものロボアド運用状況を確認します。先月の状況はこちらです。
8/27時点での各ロボアドの評価損益です。
為替も円安気味で、株価も堅調だった割には、案外渋い上がり幅でした。WealthNavi以外今朝の1,000ドル下げの影響は反映されてません。
1日違うと数字に違いが出そうですが、そのパウエル発言の影響を受ける月でしょうから、それはそれでいいでしょう。
別の資料を作成しての3年間の分析
記録を始めて3年くらいになったので、別の視点の資料を作成してみました。グラフはエクセルが得意な分野ですし、たいして時間はかかってません。
3年間の推移です。20/06で凹んでいるのはコロナショックの影響です。ウェルスナビのパフォーマンスの良さが、より見える化されています。
ロボアドバイザー投資にメリットがあるかのベンチマーク的に考えているのがeMaxis slimバランス(8資産型)です。均等なアセットアロケーションと手数料を払ってロボアドに任せる場合との比較です。バランス型ファンドで、積立のせいか、いかにも平均的なパフォーマンスです。
一番成績がいいのがウェルスナビ、その理由は一括投資だった事、ポートフォリオが株高めだった事、円安になった事などでしょう。
一方で駄目だったのが楽ラップです。こちらも一括投資(追加投資無し)なのですが、「為替ヘッジあり」の商品を含んでいたため、円安の恩恵を受けられませんでした。ダイワファンドラップも同じく為替ヘッジありの商品を含むため3位グループに吸収されていきました。
来年利下げを織り込んで株価上昇と言うのは、なかなかのアクロバティック後付でしたから、パウエル発言で流れが変わるでしょうか?
毎月の上げ下げを気にはしないですが、もう今年も残り4ヶ月、年単位で見た場合、過去3年間上昇してきた評価損益も今年は頭打ちになりそうです。
SBIラップは差別化できているか?
4月末から始めたSBIラップの方ですが、先月初めてプラテンして
今月はさらに含み益を増やしています。
資産配分の半分は米国株式インデックスというトレンディ?なポートフォリオですから今月は強かったですが、今後も値動きは激しそうです。
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