あぐらのSoloZakki

令和が始まる直前に53歳で退職しました。安定から自由を目指します。

「早期リタイア」は働き過ぎ改革だった

先日ヤフーニュースで見かけたFIRE記事『FIREという生き方「働くだけが幸せじゃない」 早期退職の訳』。ヤフコメを含めて、最近この手の記事がすごくこなれてきていると感じます。「働かない事が幸せ」かはともかく、FIREが働く事へのアンチテーゼなのは確かでしょう。

記事はこちらです。

FIREという生き方「働くだけが幸せじゃない」 早期退職の訳(中国新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

 

優先度が低い事に時間が取られるアンバランス

別の言い方をすれば「働かない生活」「アンチワーク」「ワークライフバランス」と色々な表現がありますが、早期リタイアして3年経って振り返ってみると、個人的にはFIREとは「働きすぎ改革」でもあったと思います。

 

退職前の数年、1日のうちで仕事が占める時間は、通勤時間を含めると朝8時半から夜8時半くらいでした。経済的な見返りもあっても、個人的には拘束されすぎ(働き過ぎ)感覚でした。(その数年の勤務時間だけでの感覚ではありません)

 

自分の気持ちの大きな場所を占めていないのに、1日の中の時間の占める割合は大きいのはアンバランス感があります。時間の使い方として勿体ないと感じてました。

 

早期リタイアによるシンプルな損得計算は、収入減と会社に居た時間がすっぽり浮く事ですから、このアンバランス感解消のための早期リタイアは理にかなっています。

ただバランス調整が目的なら、仕事をゼロにするまでの必要はないのですが、そういう器用な事ができなかっただけです。

 

思ったとおりに進んだと思っていいのか

早期リタイア(働かない生活)の損得は、実際に経験しないとわからないと思いますが、3年経った今もほとんどデメリットを感じてません。それだけ退職前の仕事のメリットが、経済面に限られてたからでしょう。早期リタイアすることで、自分の優先順位にあわせて時間配分をする生活へ、変更出来て良かったと思います。

 

ただこういう総括めいた事が言えるのは、働かない事のデメリットが表面化しなかったからです。それは経済面のデメリットです。

自分の場合は運用ありきの早期リタイアですから、早期リタイアして得したと思えるのも、3年間で大きな暴落に見舞われなかったから、結果論っぽいところがあるという見方も心の隅にはありますね。

 

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