あぐらのSoloZakki

令和が始まる直前に53歳で退職しました。安定から自由を目指します。

早期リタイアとFIREの違い

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FIREと早期退職は何が違うのか?そんなネット記事がありました。「FIRE」って言葉が有名になる以前に使われていたのが「早期退職」そんな感じですけれどね。

確かにブログ村のカテゴリーでも「早期リタイア」と「FIRE」は、別カテゴリーに分かれています。こっちは迷った場合には人が集まる方を選べばいいだけですが(笑)

 

gendai.ismedia.jp

この記事によれば

一般的に早期退職は数億円規模の資産を築き上げ、退職後はお金のことは気にせず悠々自適な生活を送ることがイメージされ、とにかく退職までに大きな資産を築くことに焦点が当たります。

となってました。この定義だと「早期退職」に該当する人はあまりいなさそうですが、広い意味では、どちらでも同じでいいんじゃないでしょうか、伝わる方を使えばいいと思います。

 

ただ、最近のテレビでFIREが取り上げられる場合は多少狭い意味、対象年齢を低めに設定しているように思えます。

agura-huma.hatenablog.com

実行年齢が違う事の違い

年齢が違うと何が違ってくるか?違いがあるとすれば、FIREを目指す事で増えるリスクの違いかなと思います。

  • 投資のリスク
  • FIRE生活の長さのリスク(想定生活費を抑えるリスク)
  • 経験への投資を控えるリスク

投資のリスク

どれくらいのスパンでFIRE達成を考えるかですが、よくあるインデックス投資の複利効果のモデルだと20年から30年くらいかかると説明されてます。それでは現実的には長すぎる気がします。自分の場合は10年くらいでした。ただ中高年単身サラリーマンとしての下地(貯金)がありました。そういう下地があった上での早期リタイアを目指して10年弱での達成です。

agura-huma.hatenablog.com

より若い年齢で短い期間でFIRE達成しようとすれば、短期間で資産を増やすためにハイリスク・ハイリターンの投資に走りやすいでしょう。

FIRE生活の長さのリスク

想定生活費を下げればFIRE達成額が下がり、早くFIRE達成するためにプラスです。ただFIRE実行後の想定外の出費への対応力は下がります。(FIRE達成後に)思わぬ趣味に目覚めるなどの個人的な出来事だけでなく、年金の法律が改正される、税金・保険料が変わる、インフレが起こるなど、そういうリスクが現実になる確率はFIRE生活が長いほど高くなります。

経験への投資を控えるリスク

経験への投資を控えるリスクと言うのは、よく聞くFIREに対する批判的な意見で、自分に投資すればもっと稼げたかもしれないという可能性を小さくするリスクです。確かに早期リタイアを考えたきっかけは、もうこれ以上出世しない(昇給しない)とある意味で自分の会社での可能性を見きった時期と重なる部分もありました。

複雑な気持ち

リスクに対する考えは、高速道路を時速何キロで走るかのように人それぞれです。またここで上げたリスクは基本お金に関するものなので働く事が解決策になります。ただ働かない生活(働く事のストレスが嫌)を目指していた事を考えると、複雑な解決策ではありますが…。

今年生まれたばかりの「FIRE」という言葉、基本的な定義はありますが、そのイメージする範囲はちょっとずつ変化して流動的だと思うので、1年経ってみるとまた変わっているのかもしれません。

 

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