あぐらのSoloZakki

令和が始まる直前に53歳で退職しました。安定から自由を目指します。

早めの実現に走るFIREに感じる2つ流れ、「完全FIRE」はマイナー化するか?

先々週くらいに目にした「ライトFIRE」、働き続けながらFIREすると言う概念は、ちょっと禅問答みたいなところがありましたが、「完全FIRE」に対して問題点があるという見方はそんなに間違っていないと思います。

それは25年分の生活費を貯める事のハードルの高さだったり、FIREを目指している間、今を蔑ろにする行き方だったりします。

本家FIREを目指すと時間がかかりすぎる事に対しての答えとして、色々な派生モデルが出てくるのは当然でしょう。その一つが、働いていてもFIREが出来る(本質は同じである)と言う考え方なんでしょう。

agura-huma.hatenablog.com

個人的にはそうなのかなと言う気はしているんですが、こんな記事も見かけました。

nikkan-spa.jp

こんなふうに書かれていました。

意外とFIREをしたあとにまったく働かないという人は少ない気がします。ただ、いわゆる「ライスワーク」はしません。

こちらもある意味働くことを厭わないFIREについて書かれていて、これからは働きながらできるFIREを目指す事が(現実性があるという理由で)メジャーになっていくのかな、完全FIREはマイナー化していくのかなと思わされました。

 

個人的なちょっとした違和感と言うのは、そもそも「働かないってワクワクしない」って言う気持に、早期リタイアの原点があるんじゃないかと思っているところがあるからです。

agura-huma.hatenablog.com

それを全うしようとすればFIRE達成までのお金と時間もかかります。自分の場合はフルリタイアと言っても、年齢的に言えば「準定年退職」みたいなものですから(60歳で退職するよりは少なくなったと言うものの)ある程度年金保険料も収めてあり、退職金ももらってます。その分必要なお金も我慢する時間も少なく済んでいます。

 

だからもっと早い年齢で実行しようとすれば、「働かない」こだわりはFIRE生活を厳しくするだけで、妥協点を探るのは現実的で正しい考え方か、そんな事を思っていた矢先の「ギリギリFIRE」です。agura-huma.hatenablog.com

やはり「働かない」事をゆずらない人たちは一定層いた事と、生活の余裕が無くても毎日が楽しいと語る2人を見て「絶対働かない」という矜持みたいなものを感じて、ちょっとしたエモいものを感じました(笑)

早くFIREを達成するには、サイドFIREの方が経済的に合理的かもしれません。それでもも働かない事を念頭にしたギリギリFIREも続いていくのではと思っています。