あぐらのSoloZakki

令和が始まる直前に53歳で退職しました。安定から自由を目指します。

FIREする≠働かないとは限らない?(広がるFIRE)

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FIREムーブメント記事も一回りして、ちょっと違った視点での記事が生まれてくるのは(よくある事)自然な流れだと思います。そういう派生的な記事のひとつがFIREを分類記事です。自分も分類してみた事がありますが、

最近見た記事ではFI(経済的自立)を達成した後も働き続ける事をFIREに分類していたのはちょっと意外でした。

agura-huma.hatenablog.com

それがこちらの記事なんですが

media.moneyforward.com

FIREの分類だけでなくFIREの落とし穴(FIREのリスク)も最近の状況(ニュース)にアップデートされていて良記事でした。

働き続けるFIREの呼び方

その会社を辞めないFIREをこんな風に定義してました。

Coast FIRE

Coast FIREは、経済的にはFIREが達成できている状態になっても仕事へのやりがいからやめる必要がなく続けている状態です。(略)Coastは「惰性で進んでいる状態、楽に進んでいる状態」を表しており、無理をせず楽しみながら仕事を前進させていると考えられます。

最近「親ガチャ」というワードがメジャーになったのは、問題意識よりこのワードの持つ語感の方にあったと思うのですが、ちょっとピンと来ないこの呼び方が市民権を得られるかともかく、とりあえずこう書かれてました。

理想的なFIRE実践者

以前「厚切りジェイソン」さんの生活が、完全にFIREを目指している人のそれだったのに早期退職を目指していないという記事を紹介しましたが

agura-huma.hatenablog.com

このスタイルも、今回の定義で言えば「Coast FIRE」に当てはまる事になります。ただこんな風に働かなくても食べていけるけれど(やる事がないし)働いている人って昔からいる事はいます。

(個人的には)FIREというと基本的には退職ありきだと思っていて、こうなって来ると何でもあり感がしますが(笑)FIRE原理主義者でもありませんし絶対認めないと言うつもりはありません。経済的自立がもたらす精神的自立と言う広い意味でFIREと呼べない事もないです。

FIREの落とし穴

この記事の後半は、FIREの落とし穴について書かれたものですが、こちらもだいたい自分の認識とよく似ていました。米国と日本との税制の違い、取り崩しにかかる税金の予想の難しさなど適切な粒度でお金に関するリスクが列挙されてます。

タイムリーだったは、このポイントです。

6)将来の増税により、計算が狂う可能性
株式などの運用益に対して、現在の約20%の税金を30%に増税するべきという国会議員もいます。その他、一定の資産を持つ人からは、資産税などを徴収するべきなどの考えもあるため、将来計算が狂う可能性もあります。

実際にすぐに法律が変わるとは思ってませんが、候補者じゃなくて国のトップがそういう意識があるとまた話はちょっと違ってくる感じです。再び無職早期リタイア生活での税金対策について考えたいと思います。

agura-huma.hatenablog.com

 

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