ダイヤモンドオンラインの大江さんのコラム”「成功するFIRE」の3つの心得”、FIは支持するがREは支持しないという立場での話でした。
一つに括れなくなるのは自然な流れ
以前「DIME」に載っていた、厚切りジェイソンのような考え方ですね(節約も投資もするけれど別にREは考えない)
記事の話に戻って「成功するFIRE」の3つの心得はこちら
- 「本当にやりたい仕事」が人生を幸せにする
- FIREで大事なのは“RE”よりも“FI”だ
- これから必要なのは自分で「稼ぐ力」
記事全体を通して仕事が楽しくなかったのは楽しくない仕事をしていたからだという仕事観が根底にあるんだなと感じました。「楽しい仕事」探しの人生を目指そう、そのための経済的自立であり、稼ぐ力を身につけようという考え方です。
こういう考え方に対しての感想は色々とあるかと思いますが、是非の問題ではなく、FIREが広がって参加者が増えれば、色々な考え(FIRE観)が生まれてるのは当然だと思います。
ぱっと思いつくままに、今あるFIREの流派?をあげてみました。 (そこそこ雑です)
- サイドFIRE、正統セミリタイア系(省労働・社会との接点も確保)
- ミニマリスト系(省欲・節約中心生活)
- 個人投資家系(FIRE流行以前から存在した早期退職の実現法)
- 外籠り系(海外移住でFIREを実現)
- キリギリス系(現在の自己の満足を目標とする)
今回のダイヤモンドオンラインで紹介されたのFIRE観は
- 経済的自立重視系(働く事は否定せず、精神的余裕につながる経済的な自立は大切)
うまく短縮化できませんでした。
エピキュリアン的なFIRE
ぱっと分けただけですが、「キリギリス的」タイプについては、別な言い方も候補に浮かびました。 ギリシアの哲学者エピクロスの思想のタイプです。
エピクロスは国事や世間の煩わしさから遠ざかり、心の平安を大切に生きることを説きました。その生き方を意味する「隠れて生きよ」という言葉がよく知られています。
現実の煩わしさから解放された状態を「快」として、人生をその追求のみに費やすことを主張した。(略)
そこでの自足的生活は一般社会との関わりを忌避することによって成立していたため、その自己充足的、閉鎖的な特性についてストア派から激しく批判されることになった。
面倒を避けて自分が楽しいと思う事をする部分、自足的でちょっと閉鎖的というところが早期リタイア者のソレによく似ています。
ただ知名度がいまいちなのとエピキュリアン=快楽主義者と意味が転化してて、「エピキュリアン」を目指していると言っても周囲がぽかんだし、「快楽主義」を目指しているというと誤解を生みそうです。
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