定期的に行われている「日経マネー」の投資家アンケート記事の結果をWebでも見る事ができました。
色々な数字が載ってて基本的には昨年どれくらい儲かったのかと言う内容が多いのですが
「つみたてNISA」利用者の割合と「投資理由」のアンケート結果に注目しました。
意外なつみたてNISA人気
20代の利用率は６割超とありますが、これは日経マネーの記事からの数字なので（アンケートに答えた）投資をしている20代の６割という数字ですが（ミスリード？）２択選択で、「NISA」という非課税チャンス枠（しかも金額も大きい）がありながら「つみたて枠」のメリットを選ぶ投資行動にちょっとした意識の違いを感じます。
投資理由はFIRE実現したいから
20～40代で老後資金に次いで多かったのが「早期リタイア実現のため」。20代で19.2%、30代で17.1%と2割近くにのぼった。数年前から米国の若者層に広がっている「FIRE（Financial Independence, Retire Early、経済的に自立し早期退職を果たす）」ブームが、日本の若い投資家層にも影響を及ぼしていることが見て取れる。
20～30代で、早期リタイアを考えているが２割（※投資家中）という数字は結構多く感じます。投資に参加したときから早期リタイア情報に触れる事ができる早期リタイア・ネイティブからすると、早期リタイア資金を用意する手法として、簡単で真似しやすい「つみたて投資」の方が、一般NISA枠の未知の可能性よりもベストな選択肢に見えるんでしょうか。
心から応援？
先日５％の運用利回りでFIREまで19年かかるという、あるシミュレーション結果を紹介しましたが、今回のアンケート結果のFIREのために投資している20代の場合は40代のどこかでFIRE到達できるわけです。
最近投資を始めた人たちが20年後FIREできてるという事は、これから20年の平均利回りが５％くらいあるという事で、運用で生活しようとしている自分の早期リタイア生活も順調という事ですから、当然応援してます（笑）
ただアンケートの選択肢としてあったので、こういう結果として現れたという見方も、20年同じ気持ちの訳はないという気持ちもありますけれど、自分が20代の時とはくらべものにならない、低コストで属人性を必要としない投資環境があるのは事実ですから、やはりFIできる人は増えると思います。
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