あぐらのSoloZakki

令和が始まる直前に53歳で退職しました。安定から自由を目指します。

早期リタイア生活は観光旅行のようなもの

早期リタイア生活が始まって間もない頃、早期リタイア生活は一人旅に似ていると感じた事がありました。(今もそう思ってますが)時間に対しての自己裁量の多さ、それをどう使うか?予算や行動力次第なところが似ていると言った話です。

 

もちろん「ひとり」に向き合う時間も増えるという事も踏まえてますが、自分は旅行好きですし、自己責任論を踏まえつつも、基本肯定的な意味で使っています。

agura-huma.hatenablog.com

 

まあ「人生を旅と重ねる」というのは別に新規性のある例えではないのですが、似たようなフレーズを最近見かけました。この動画の一節なんですが、なかなかうまいこと言うなと思いました。

youtu.be

 

「観光旅行」という言い回しの意味ですが、「観光旅行」とは光を観る旅行、つまり「いいところだけを見て時間を過ごす事」と言う意味です。

 

旅行先で、社会問題やら時事問題の事を考える人はいないのは当然として、楽しい事をしよう、見つけようと言う意図で行動しています。

 

悪い面には目をつぶるという見方をすれば、好ましくない考え方かもしれませんが、先月のブログでも触れたように、人生を、ステージ別に捉えれば人生のタスクを解決しようと取り組むステージはもう卒業しつつあります。

agura-huma.hatenablog.com

 

例えと言えば「アリとキリギリス」もおなじみですが、人生はそこまで二元論では出来てませんが、今の立ち位置でどちらを選ぶかと言えば、目の前の楽しさを追求する「キリギリス」を選ぶでしょう。

将来の備えは出来ている(経済的自立)を達成している前提(錯覚)の早期リタイア生活は、そういう意味でも「将来を心配しすぎない」「今を大切にする生き方」だと思うので、「観光旅行」と言う表現からくる「突き抜けて良いところしかみない感」がしっくり来ました。