早期リタイア(FIRE)についての見解の相違は、そのメリットに対する見解の相違に帰結するかなと思います。ここで言うメリットとは「自由」の事を言ってます。
「自由」よりもっと大事な事があるというのが批判派の意見ですが、最近面白いタイトルの記事を読みました。
人間の幸福度は「貯金の量」で決まる。
いかにもな”釣りタイトル”ですが、預金残高や含み益を見てニヤニヤすると幸福感が増すから拝金主義になれというメッセージではありません。
読んでみると案外腹落ち感のある内容でした。
ささやかな万能感
この書籍紹介記事のタイトル、本当は、人間の幸福度は○○であるから、それは貯金の量で決まる。となるところの「○○である」の部分が省略されてます。
「従来の心理学が考察してきた客観的な諸条件のどれよりも、人間に幸福感をもたらす信頼性が高い要因は、人生を自分でコントロールしているというはっきりとした感覚があることだ」
「人生を自分でコントロールしているという自覚」(主観)が幸福感をもたらすと言ってます。そして人生をコントロールする手っ取り早い方法は「お金」だから、お金が必要だという理屈です。
「コントールできているという感覚」は本人がそう思えればいいと言う、主観ですから、いくら必要かは本人次第です。
ここのロジックが早期リタイアに似ていると感じました。
共感を感じた自己体験
一つには、早期リタイアにいくら必要かは人それぞれであるという部分と
先月、最近の心境について
最近は「1日1日を好きに暮らせるなら十分である」と思っています。
と書きましたが、これも自分の人生をコントロールできている感覚による満足感かと思います。
この気分が続くかについては、半信半疑な結論を出してました。
そういう意味では「早期リタイア後、特に何もする事が無くても3年くらいは全然平気」と言う気づきがありました。ただし動画とかゲームとか本のサブスクとかで暇つぶしができる人に限るとしておきます。
今回の説からすれば、案外持続可能な気持ちなのかもしれません。
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