あぐらのSoloZakki

令和が始まる直前に53歳で退職しました。安定から自由を目指します。

早期リタイア生活3年間のレビュー 自由な事は幸せか?編

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早期リタイアを実行して3年が経ったという事で、今回は生活面を振り返ってみます。よく耳にするFIREするのは幸せか?という意見の裏には、狭い意味で「そんなに節約してまで自由な事は幸せか?」という意見から単純に自由な事は幸せかというものがあると思います。

早期リタイア直後は「(生まれてはじめて)自分が思う通りに生きられている」という感覚を喜び、達成感を感じます。ただそれが毎日続くとどうなるか、やはり幸福感はちょっと逓減していくんじゃないかと考えます。

ただ個人的には3年経ってもあまり薄れていない気がします。この記事のように「無為に過ごす自由」を楽しむ気持ちに言及していました。

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この辺は人それぞれだと思います。自分もいつまでもそう思っていられるかは分かりません。実際に3年間色々な考えに触れて影響を受けました。

「Die with ZERO」に影響を受けたのは長期視点

例えば1年前に取り上げたこの本です。

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「お金を使い切って死ぬ」と言う考えに影響を受けたと言いつつ資産は増えましたが、最初の3年くらいは(どれくらい生活費がかかるか、どれくらい運用利回りがあるか)様子見期間になるのは普通だと思います。

それにこの本を、字面通り貯金(資産)をゼロにする未来のロードマップを描くと言うよりも、経験にお金を使う、お金を使う価値は年を取るに従って減る、将来使わないお金を稼ぐまで働かない、と言うマインドセットを持とうという解釈でいます。

 

これはある種の心構え的なもので、より近視眼的な「幸せ」論として影響を受けたのは「3つの幸福」の話です。

「3つの幸福」からの短期目線

何をした時に幸せを感じるかの価値観は人それぞれで、お酒を飲みたいとか、ゲームをしたいとか、旅行に行きたいとか、趣味が色々あるように、人の数だけ幸せの形はあると思ってましたが、こういう千差万別な幸せを「セロトニン」「オキシトシン」「ドーパミン」を出すような3つの行動に分類してしまう考えの本でした。

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「ドーパミン」を出してくれる楽しさを追求するばかりするでは、早期リタイア生活は飽きてしまうと言う解釈で納得感を持っています。

「やりたい事」でなく「楽しい事」を探す。

この本で響いたもう一つは「やりたい事」じゃなくて「楽しい事」を探すという意識変化です。

この本にも出てくるのですが、樺沢さんの座右の銘は「今を生きる」だそうです。この言葉自体は珍しくないですが、その理由についての説明が腹落ち感がありました。 「過去を振り返ると後悔の念が湧き上がり、未来を考えると不安になる」だからこそ、今にフォーカスする、この理由の部分が身につまされて(笑)今にフォーカスせざるを得ない説得力を感じます。

FIRE後の幸せが続かないタイプ(「精神科医が見つけた3つの幸福」感想) - あぐらのSoloZakki

自由を活かして「やりたい事」を見つけるのはもちろんアリですが、そんな簡単に見つかりませんし、時間のスパンも広めな分、日々の幸福感と言う意味では漠然としている気がします。それよりも1日単位で「楽しい事」を追求する(「今を楽しむ」を積み重ねる)方が、今の現実に即している気がします。

 

適度の運動と十分な睡眠をとる。

さらにより日常な話をすると、重視しているのは「十分な睡眠」「有酸素運動」です。睡眠の方は当初から十分とれていますが、「有酸素運動」の方はそれほど優先度は高くなかったのですが最近意識してきました。有酸素運動が健康全般にいいと言う話は以前から聞いてきましたが、「3つの幸福」でも朝の太陽を浴びる事が幸福感につながると聞きましたし

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脳にもいいらしいと言う事で、動機づけが強化されました。これをメリットと考えられるなら、シンプルに自由のメリットでしょう。

 

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