よくブログ記事を書くのに使わせてもらってる東洋経済オンラインの本の販促記事、最近フックになったのは「貯金をたくさんする人ほど幸せになれる」という直球なタイトルの記事でした。以前も紹介した事がある「サイコロジー・オブ・マネー」と言う本の話でした。
「拝金主義」を上手く言い換えたと言う辛口な見方もできますが、早期リタイア視点で言うと貯金を増やす事で、経済的自立=早期リタイア=幸せ、に近づいていくとなります。
似たような記事を既に1月にも見かけてました。
貯金で幸せになる限界
この時は「人生の幸福度はお金の量で決まる」と言う内容に対して「早期リタイア資産を作る=人生をコントロールできている感覚が持てる」事が早期リタイアした時の感覚に近いと感じてました。
ただこの考えでいくと、早期リタイア達成後のお金が少しずつ減っていくフェーズは、だんだんと幸福度が下がっていく事になります。
また「貯金をたくさんする人ほど幸せになれる」のに、どうしてある程度お金を貯まっただけでFIREをしようとする人が現れるのか?と言う疑問が生まれたり、さらに生涯働き続ける事が一番の幸せという事にもなります。
お金を使って幸せになる
貯金で幸せになるのには限界があり、早期リタイアを実行する事は、達成前とは逆ベクトルの価値観を持つ事になる事になります。つまり「貯金をすれば幸せ」という考えから「お金を使ってどうやって幸せになるか」と言うマインドセットに切り替えが発生するわけです。
「お金を使って幸せになる」という表現が、遊んで暮らすイメージが湧くようでしたら「かしこくお金を使う」「お金を使って満足感」を得る」という言い方でも構いません。早期リタイア生活は「どうやってお金を使って幸せになるか」に向き合う生き方だと最近思っています。
「ゼロで死ね(Die with Zero)」的な生き方や「倹約型FIRE」にしろ(お金は)増えない生活(有限)の方が(働いている時よりも)「お金をどう使うか」に真剣に向き合う切実さが増すわけです。
間を取って、お金を使って幸せになりながら、貯金も増えるというのがベストという考えも浮かびますが、それはちょっとなかなか難しいんじゃないかと思います。
ちなみこの本Audible対象ですが「聴き放題対象外」なので、読むことはできません。先月まで残っていたコインの使い先をちょっと失敗したなって思っています。
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