先々週末に放送されていたものの、旅行もあって見れてなかった「ねほりんぱほりん」を見ました。タイトルが「ギリギリFIRE」となっていたので、ちょっと世間に誤解を与えるような構成になっているのかと思っていたのですが、案外そうでもありませんでした。
Togetterのまとめ記事のタイトルの方を見ても、何かそういう雰囲気がしますが…
案外ニュートラルな立ち位置と言うか、FIRE批判ありきで番組を作っていないと感じました。(Togetter内の)Twitterの声も同じように案外に中立的でした(教育テレビの番組がどれくらい注目されているかは知りませんが…)
番組自体はこんな内容でした。
【早期リタイアした人“FIRE”】
— NHK ねほりんぱほりん (@nhk_nehorin) October 14, 2022
FIREにもいろんなタイプがあるそうなんです。
今夜は、少ない資産で贅沢せずに生活する「リーンFIRE」のカツさんとタイチさんをねほりはほりします!#ねほりんぱほりん pic.twitter.com/KuU4f667f2
最近のFIRE細分化の流れも程よい粒度でフォローしつつ、「リーンFIRE」じゃ通じないだろうから「ギリギリFIRE」にしたところにバランス感覚を感じます。
番組を見て感じた事は、
- 本当に「会社に行きたくないんだなあ」という彼らの心情
- FIRE生活には目先のやりたい事が必要
- リスクを割りと楽観的に考えている
- 節約に対する意識はかなり高い
FIRE生活で毎日何をしているかと言う話で、1日中アニメを見ているとかアイドル番組を見てるとか、そこは万人向けではない感じだったんですが、他人がとやかく言うことではありませんし、20代や30代でFIREする選択できるのはこういう風に「自分の人生を自己満足に振り切れる」事なんだと思います。
自分のような心配性視点で言えば、リスクを割と軽く考えているように見えるし「若いからこそハードルが低い」事は多いので、そういう事にチャレンジした方がいいのではと言う(年寄り的な)感想は持ちました。
ただ結局のところ、番組に出てた二人がこうまでして(かなりの節約と割り切りをする)ギリギリFIREしてしまう根っこの部分には、働くと言うか「会社」に対する強い拒否反応があるんじゃないかとも感じます。自分も働かないFIRE生活が大好きですから、そういう気持は理解できます。