あぐらのSoloZakki

令和が始まる直前に53歳で退職しました。安定から自由を目指します。

早期リタイア生活と自由時間

3年半になった自由な早期リタイア生活、もう少しヒマや退屈を感じるかと思っていたら案外そうではありません。やる事があって充実していると言うよりは、時間を溶かす事は案外簡単だと言う方が近いです。

あればあるだけ時間を使うFIRE生活

例えば、起床時間を決めない、スマホを見る、Youtubeを見る、ゲームをする、まとめ記事などのネット記事を読む、そんなちょっとした事が重なる事で、時間は無くなっていきます。ネットがあって娯楽にお金がかからない現代では、さほど体力も使わず時間を溶かすのは思った以上に簡単な事です。

時間を溶かさないようにする

これは「パーキンソンの法則」という「(時間、リソース、お金は)あればあるだけ使うようになる」ビジネス用語としても知られている話で、このブログが続いたのも「時間をあるだけ使っている」からと言うのが理由の一つと考えています。

agura-huma.hatenablog.com

自由を持て余すどころか、意識しないと知らない間に溶けていくなら、時間を管理した生活(アサインする)の方がいいかなと最近思っています。

管理しない時間(自由時間)の長さ

ただ1日中時間を管理するのはさすがにどうかなと思うので、適当な自由時間はどれぐらいか?という話ですが、自由時間がどれくらいが適当なのかという研究結果が載っている記事がありました。

www.lifehacker.jp

自由時間が短い人はストレスを抱え 多い人は不満を感じるそうです

良いものが少なすぎると、私たちは燃え尽き、不幸になりますが、良いものが多すぎると、それを特別なものとは感じられなくなり、適度な量であれば感じられたはずの喜びが感じられなくなるのです。

サラリーマンは燃え尽きて、FIRE達成者は自由のありがたみに対する感度が鈍っていく、これもよく聞く話です。時間を溶かしてしまうのもその現れでしょう。

この記事が勧める適当な自由時間は2時間から5時間でした。

今の生活で言えば、夜は完全に自由とした場合が当てはまりそうです。夜は頭も働かないですし、好きなだけ時間を溶かすのがちょうど良さそうです。

この記事にはどうしたら有意義に過ごせるかという事も書いてあったんですが、内容は月並み過ぎて(間違ってはいないけど教科書的すぎる)あまり参考にはなりませんでした。

ありきたりの結論に向いている人間

この前の土曜日にアントニオ猪木さんが亡くなりました。自分は金曜日夜8時にプロレス中継があった世代です。プロレスファンではないんですが、おばあちゃんがプロレス好きだったので一緒に見てました。だからあの頃の新日本プロレスのレスラーだけ詳しいです。子供は記憶してる総量が大人より少ないので、人名とかどんどん覚えられますからね。

そういう事で、猪木さんの生き方も人並み以上の関心を持って見てきました。カリスマ性と言う言葉を説明するのに最も適した人物の一人でもあり、ああいう派手な生き方は普通の人にはマネできないものでしょう。

「好きな事」をしてもいいけど時間は管理した方がいい、と言うのはちょっと早期リタイアの夢を小さく感じさせる話かもしれませんが、サラリーマン上がりの普通の人間は、こういう常識的なライフハックの方が幸福度を最大化するんじゃないかなと思ってます。