あぐらのSoloZakki

令和が始まる直前に53歳で退職しました。安定から自由を目指します。

「働かないってワクワクしない?」再紹介

最近のマイブームの断捨離。パソコンの中も整理してました。自炊本(裁断した本をpdf化したもの)なんかも適当にフォルダにつっこんであったのを整理してて、そんな最中に見つけたのが「働かないってワクワクしない?」です。久しぶりに読んでみました。

この本については退職直後、記事に書いていますが

agura-huma.hatenablog.com

さらに3年が経過しました。早いものです。

改めて読んでみると、ハウツー本でもなく、思ったよりも抽象的な表現が多く、自己啓発風で、意識高い系な偏りも感じますが、気分を上げるというか、心に響く感じは嫌いじゃありません。

もう中古でしか流通していない本なので、そう言った部分を引用していみたいと思います。

気に入ったフレーズ集

まずはこんなのから、どういう文脈かは分かりませんが、ブログの事が頭に浮かびました。

特別な才能がないとき人はペンに頼る

ーオノレ・ド・バルザック

 

この本の基本は「勤労のモラル」の歴史は、産業革命の後から出来た新しい価値観だという主張です。

一般に信じられている事とは逆に、仕事のモラルは伝統的な価値ではない。実際私たちの祖先のほとんどが、現代の勤労の精神を受け入れないだろう。では、仕事と仕事のモラルを作り出した張本人は一体誰なのか?仕事のモラルは産業革命とともにやってきた。

仕事編続きます。

私たちにとって適度な量の仕事は良いが、二倍の量の仕事が二倍よいということにはならない。仕事量がある点を過ぎると、時間当たりの報酬が減るという法則がある

 

そして仕事をやめる前の気持ちの話

仕事がなくても、色々なチャンスが開かれている。生活の安定については心配かもしれないが、仕事を持っていても安定とは言えない。自分が生計を維持するための能力と創造性を持っている。と知っていることが最善の経済的安定だ

やめようと思えば仕事は辞められる。ただ、難しいだけだ。難しいというだけで、絶対に無理だなどと考えて、自分をごまかしてはならない。何かをしたいなら、そして本気でそうしたいなら、できるはずだ。代償を払わなければならないが、長い目で見ればその価値がある

 

ショート系?です。

お金で幸福は買えない、だが幸福を買えるのではないかという幻想を買える。

ー無名の賢人

遊んで暮らして損する方が、全然遊ばないよりもいい

ージェームズ・ターバー

成功とは欲しいものを手に入れること。幸福とは持っているものを賞賛すること。

ー無名の賢人

 

仕事をやめた後の話

人をイライラさせるのは、きょうの経験ではない。昨日起こったことに対する後悔と、あした起こることに対する不安だ。

一人でいることを楽しむということは、自分自身と気持ちよく付き合うことだ。一人でいる時間から実りを得るための鍵があるとすれば、それは自分を好きになり、自分と一緒にいることを楽しむことである

働かないことの喜びを心底味わうためには、ひとりの時間の楽しみ方を学ばなければならない。

 

最近の風潮からすると貴重

この本の最後にはこんな事も書かれています。

自由時間は人生のあらゆる段階で大切にし、活用すべき宝物だ。自由時間がどれほど大切か、まだピンとこない人は、ちょっと考えてもらいたい。臨終の際に「もっとたくさん働いておけば良かった」と言った人をあなたは知っているだろうか。そんな人はまずいないと思う。

もっとたくさんあったのですが、これくらいにしておきます。最近のFIRE本はハウツー化が進んでいる(それはそれで必要ですが)ので、こういう本はもうなかなか出てこないのかなと思います。

 

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