あぐらのSoloZakki

令和が始まる直前に53歳で退職しました。安定から自由を目指します。

退職して4年経って

今月末で退職してまる4年になります。ここ数ヶ月、月末には寒さを愚痴ってましたがようやく寒さも緩み、穏やかに過ごしています、今週は旅行もしてたのですが「春休み」(桜の季節)を舐めてました。平日だと言うのに、全く「早期リタイアメリット」を感じない人出と混雑でした。

今月の資産変化

2月は1月の巻き戻し的に下げでしたが、今月は金融不安・信用不安での下げでした。風邪を引いてしまったようなものですから、ひたすら時間が経って回復するのを待つしかありません。

今回の下げ局面、どれくらい下がったかは10日前にも確認しましたが

agura-huma.hatenablog.com

今週に入って、米国市場はなぜか金融不安リスクの事を軽く考えだして、先々週よりも資産残が復活しました。

もちろん月単位ではマイナスでしたが、いったん落ち着いたのはメンタル上有り難かったです。

人生に目標は必要ない

今月は色々と4年間を振り返っていますが、早期リタイア前後の生活の変化と言うのは「働く」から「働かない」の変化だけでなく「早期リタイアを目指す」という目標のある生活から「何も目指さない」特に目標の無い生活への変化でもありました。

 

agura-huma.hatenablog.com

 

「目標」のない生活と言うのは、「今」に集中する生き方、悪い意味を連想する言い方で言えば「刹那的」な生き方です。

 

そんな「今重視の生き方」で問題ないと思える気持ちにさせてくれたのは、例えば「嫌われる勇気」です。

嫌われる勇気

ちょっと前にブームになった本ですが、初めて読んだのは去年くらいでした。

この本には(世代関係なく)「人生に目標は必要ない」「人生に一般的な意味はない」「今を真剣に生きる事が大切」と言う事がそのまま書かれていますし「他者の評価を気にしない生き方」「悩みの源泉は対人関係である」などなど、「働かないメリット」「キリギリス的生き方」を補強してくれるような事がいくつも書かれています。

ただし、この本は「対人関係」が無くなれば悩みは無くなると書きつつも、人間関係を無くす事を勧めたりはせず、あくまで「自他」の繋がり方を改善を目指す生き方に言及している本です。

また「刹那的な生き方」でOKという心境には、そもそも論として「50代が持ちそうな中長期的な目標」とか「(自分が)羨ましく思えるような(同年代の)自己実現での幸福の具体例」が浮かばないからと言う「人生100年時代」に逆行する(笑)ような実感(肌感覚)によるところもあります。

そういう背景を踏まえつつ、4月からも「今を生きる度」アップしていきたいと思っています。なので5年目の生活の実態はこれまでと変わらないのですが、ブログについては(昨年末より)毎日更新から毎月後半のみ更新へ変更しました。と言う事で、次回のブログ更新は4月16日になります。