あぐらのSoloZakki

令和が始まる直前に53歳で退職しました。安定から自由を目指します。

「完全FIRE」と派生型「○○FIRE」は等価なのか?

毎朝観てる(もちろん録画)モーニングプラスFT(BSテレ東で放送している朝の経済番組)で、経済番組としては珍しいFIREについて特集してました。「ライトFIREに学ぶお金との向き合いかた」というタイトルです。

すぐにその疑問は解けました。日経の系列会社(日経プレミアム出版)で最近出した本の紹介も兼ねてました。

それは別に珍しい事ではありません。「お金がなくてもFIREできる」というなかなか挑戦的なタイトルです。「ライトFIRE」の定義が気になるところです。

 

生活費の25年分のお金を用意するFIREを「完全FIRE」とすれば、最近のFIRE本の流れはいかに完全FIREを目指す事なくFIREを実現するかにあるようです。

この「ライトFIRE」そんな「派生FIRE」のように感じますが、個人的にはFIREって言うのかな?と言う気はします。Amazon のレビュー見てもこれはFIREとは言わないって意見がありました。

 

そんないまいちよくわからない「ライトFIRE」ポイントをまとめてありました。ここにあるように会社をやめる事に言及してません。

番組内でも語ってましたが、完全FIREに必要な25倍の資金を集める事は、現実問題かなり厳しいですし、それを達成するまでのお金を使わず、貯める事中心の生活は、人生の過ごし方として、どうなのか?と言う見方もあります。

 

agura-huma.hatenablog.com

 

そういうデメリットの答えとして、25年分のお金を集めなくても、FIREのエッセンスをは実現できる(完全FIREと等価である)と言う考えなんでしょう。

確かにセミリタイアブログ界隈には様々なFIRE生活が存在しています。

 

番組で紹介されたポイント、金融リテラシーを高めてお金が貯まる体質になる事や、支出を減らすことは、長い目で見れば完全FIREに近づきますし、完全FIREをしなくても、その方が生活は確かに楽になるその部分は間違ってないと思いました。

ちなみに、この本のAmazonの試し読みで読める範囲で、「ライトFIRE」とは何かについてのイントロダクションについて、かなりまとまって読む事ができます。そこを見てもらって、「ライトFIREとは何か?」も分かるかもしれません。

 

いきなり(完全)FIREを目指すのではなく、FIREを目指すためのリテラシーを強化するための本、そんな風に感じました。