あぐらのSoloZakki

令和が始まる直前に53歳で退職しました。安定から自由を目指します。

不思議な電話がかかってきた話

YouTube を見ていると思わぬ動画がオススメに上がることがあります。「いいね」の数が多い動画はそうなると聞いた事がありますが、そんな唐突なオススメの中で、結構インパクトが大きかったのは「雨穴」さんの「変な家」でした。他の人も同じでしょうか?

自分の場合は、約1年くらいに(変な家がオススメに)あがりました。

【不動産ミステリー】変な家 - YouTube

 

人間は目新しい事に出会うと、これまでの経験に照らし合わせて、これから起こる事を予想しようとします。Youtube動画の場合でも、同じように様々な「○○系Youtuber」動画のどれかに近いか判断しようとします。

そういう意味では、雨穴さんはカテゴライズ不可能なYoutuberです。部分的には「ミステリー動画?」Youtuberでしょうが、完全にワケワカメな内容の動画もアップされてて、不思議系Youtuberとでも言うんでしょうか、その割には登録者数が結構多いんですよね。

インパクトはあり、才能もあると思うのですが、熱心なフォロワーにはならず、しばらく存在を忘れていたのですが、そんな「雨穴」さんの動画で、久しぶりにおすすめにあがったのがこれでした。

www.youtube.com

オチが強引すぎる気もしましたが、世の中に氾濫する「物語」に倦きた視聴者に1時間近く飽きさせない才能には感心させられます。まあ「狂言まわし」が白いお面と黒タイツの謎の人物だと、物語がどんな内容・展開になるのかについて「先読み」の材料を与えない効果もあります。

そんな不思議な雰囲気に一時間近く心を奪われていると、昔かかって来た不思議な電話の事を思い出しました。

 

今から10年以上前に住んでいた家での出来事です。ある日固定電話に電話がかかってきました。

「留守電に電話があったので、電話したんですが」とその電話の主は言いました。

「いやかけてませんけれど」と私は答えました。

「そちらの電話番号は〇〇〇ー△△△△ですよね?」

その番号はたしかに自宅の電話番号でした。ただ自分はかけた覚えはないのです。不思議な話で、話は平行線をたどるかに見えますが、基本留守電に折り返しする目的は電話をかけたかの確認でなく、要件の確認ですから「電話をしたかどうか」を争う必要はなく「要件はない」と言う事を理解してもらえれば、この不思議な通話は終わらせる事ができます。

 

問題はそんな電話が一度ではなく、複数回あった事です。ナンバーディスプレイの電話番号を騙る事ってできるんでしょうか?モヤモヤした気分になりました。

ただ考えてみると、常に相手が不在の時を狙って都合よく電話をかける事ができるのか?もし相手が電話に出たらどうするつもりだったのか?という疑問も浮かびます。知らない人からの要件を伝えない留守電に返信する人がいるでしょうか?

そう考えると、これは一種の個人情報収集の手段ではないか?と考えました。つまり相手は嘘を言っていて、自分の名前とかその他諸々を聞き出そうとしているのではないか?そんな風に推理しました。

 

すいませんがオチはありません。結局そういう電話がかかってくる事はなくなり忘れていたんですが、あれは何だったんだろうかとふと思い出しました。