円安で外貨預金を始める人が増えていると聞きます。万が一為替変動が小さくて、為替手数料の小さい会社を利用したなら、普通預金より儲かるかもしれませんが、基本的には割に合わないかなと思います。
こういう釣り針の大きい金融商品は時々ありますか、そうゆう問題のある金融商品についてサンデー毎日に特集記事が載ってました
問題視する金融商品
ただ「外貨預金」はこの特集で対象とする金融商品からは外れているらしく、取り上げられていたのは、「仕組債」「ESG商品」そして「ファンドラップ」でした。
ファンドラップが問題のある金融商品として設定されているのはちょっと意外でした。
自分もロボアドバイザーのファンドラップに投資してます。ただそんなにデメリットを感じてません。
ファンドラップの問題点
何が問題視されているのかと内容を確認してみると、ファンドラップ全てが問題があると言うわけでなく、安全資産の構成比が高いファンドラップ(保守的なポートフォリオのファンドラップ)が良くないと言う指摘でした。
具体的には低リスク商品を多く取り入れているポートフォリオではリターンよりも手数料の方が高くなると言う話でした。ただちょっと気になったのは、ファンドラップの手数料相場を1.5%として指摘を展開している点です。ロボアドの場合の手数料相場は1%なので、ここで指摘しているのはAIを使わないファンドラップの事なんでしょう。
ファンドラップは積極運用目的でやる
1%でも高いと指摘に対しては、色々な手間賃を含めた料金としては納得していたのですが、確かにここでの指摘のように、運用リターンが少ない場合は手数料の重みはまた違ってきます。
その点を考慮すると、ロボアドでの運用の前提条件には、ある程度リスクをとって高いリターンを狙う必要があると言う事になります。
ロボアドでは、今はリターン狙いのポートフォリオを組んでます。今回の理屈で言えば、年齢によってリスクを見直す場合には、ロボアドのポートフォリオを見直すのではなくて、ポートフォリオはそのままでロボアドに出資する金額を減してリスクを下げた方が良さそうです。