あぐらのSoloZakki

令和が始まる直前に53歳で退職しました。安定から自由を目指します。

コンテンツ過多時代と好相性の早期リタイア

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最近「ファスト映画」と言われる、映画のあらすじを全部話してしまう10分程度のまとめ動画の投稿者が逮捕されるニュースがありました。その違法性は明らかですが、一方でそのニーズについてはなんとなく理解できます。

逮捕報道の前にNHKの夜のニュースでやってました。

「ファスト映画」投稿急増 映画産業界に危機感 法的措置も | IT・ネット | NHKニュース

(この報道があってしばらくして逮捕されてました)

 

この「ファスト映画」に限らず、特殊再生(再生速度を上げる)でのコンテンツ視聴需要傾向についても問題視する意見も見た事があります。

www.itmedia.co.jp

できる限り時短でみたい

実際自分も普段のテレビの録画視聴は1.3倍速でCM飛ばしで見ています。「モーサテ」や「日経モーニングプラスFT」とかの経済番組をそこそこフォローできているのもこの機能のおかげです。

Youtube動画も2倍速で見れるものはそうしています。例えば情報(の動画)を1倍速で見る必然性を感じないです。

ただ映画とかドラマの場合には早送り再生で見るのは(そうやって見る層もあるようですが)さすがにまだ抵抗もありますが確かに飛ばしてみたくなる(結末だけはみたい)事はあります。

やるやる詐欺ではないが

退職したらやってみたい事のひとつに、動画配信サービスの利用(ただし無料期間)というのがありましたが、結局まだコンプリートしてません。

agura-huma.hatenablog.com

思ったほど普段の生活に退屈を感じていないし、新しい動画配信サービスを利用しなくてもコンテンツに不足を感じていません。また(ちょっと見てみる的な)漠然とした視聴動機では、2時間の映画とか1シーズン13回のテレビドラマが、ちょっと長すぎる(時間の贅沢)感じもしています。

早期リタイアすると時間が余るんじゃないかという話はよく聞きますが、日頃から映画・ドラマ視聴の趣味がある人にとっては全然そんな事はありません。現代はコンテンツ過多時代です。自分はどちらかと言えばちょっと(見れるコンテンツを)持て余し気味ですが、色々と気が散っているだけであって、時間の余裕のある早期リタイア者はこのコンテンツ過多時代と相性がいいと思います。

たくさんあっても期待値は低い

こうして時間が自由にある早期リタイア人間ですら持て余しそうなのですから、忙しい現代人がコンテンツを効率よく消費するために、ファスト映画とか倍速再生視聴とかの代替手段を頼りたい気持ちはわかります。

こういう効率良く映画を見たいという欲求の背景には、自由になる時間よりも世の中に存在するコンテンツの方が遥かに多いという状況、(ちょっと酷な言い方をすれば)コンテンツに対する期待値が低さの現れ、微妙な出来の作品に時間を盗まれたくない心理がより強くなっているからかなと思います。

最近Youtubeでゲーム攻略動画をよく見てますが、最近のゲームのストーリー部分の謎解き・どんでん返しは下手なドラマよりも十分面白いですし、そこにゲームと言う付加価値もあるわけですから、素のドラマや映画がユーザーの時間を長時間束縛するのは無理があると言うものです。

 

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もう少し先の事でいいや。出歩くのが億劫になってからでいやという優先順位の変換があります。

 いつでも見れるという切迫感のなさ(Youtubeで数日以内に消えそうな動画があったらそちらを見てしまう)

 通常再生だと付き合えないような動画でも

情報源としてみる場合には、

 まだまだ時間はたっぷりあるのですが、オーバーフローするほどとは思ってもみませんでした。