最新のFIRE理論では倹約・節約はFIREを目指す上で、資産運用とともに必須事項ですが、より早く・安全なFIRE生活を目指そうとするとある結論にたどりつきます。
ムダ探しの行き着く先は
節約・倹約とは生活のムダを省く、言い換えれば「要るもの」「要らないもの」とか「意味がある」「意味がない」に自分の生活を分類していくものです。
それもお金をなるべく使わない前提(バイアスをかけて)分類していく事ですから、お金がかからない生活を目指す方に向かっていきます。
そうすると当然と言うか、お金が掛かるモノ(コト)を否定すれば手っ取り早く「お金がかからない生活」に近づけます。つまり「お金がかかるモノ=ムダ」と思えばいい事になります。
間違ってはいないが
そもそもの目的はムダを省く事であって、ムダを再定義する事ではなかったはずです。ただ貯金を加速させる意味では一時的にはアリかもしれません。お金がかかる事を否定すれば貯金が捗るのも事実です。結果的にFIREに必要な生活費も下がるし、さらに目標金額が下がった分だけFIRE達成も早まるでしょう。
そうするとFIREした後に「やりたい事」がない方が(必要生活費も少ないので)早くFIREできて持続させる事ができる事なります。
もちろんそういう価値観でのリタイア実行も本人の納得感があれば問題はないでしょう。ただ多様化している現代の中で全ての人がそういう価値観なのもちょっとおかしいです。
そんなに改まって考えず
倹約や節約、もちろんした方がいいとは思います。ただよく言われるように、固定費の削減はした方がいいが変動費は削減しないとか、努力を要するような節約はやめようとは言われます。
リタイア後の「夢」「やりたい事」と書くと意識の高い人感が出てしまうかもしれませんが、もっと普段の生活レベルでの自分がお金を使いたい事(食事・娯楽・旅行・スポーツ)でよく、FIREを目指す上での支出の最適化とは自分が何にお金を使う嬉しいか納得感があるかをよりはっきりさせる(その費用は残す)事だと思います。
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