あぐらのSoloZakki

令和が始まる直前に53歳で退職しました。安定から自由を目指します。

「シン・ウルトラマン」良かった点、普通な点(ネタバレなし)

 

世間的にはどれくらいの知名度があるのか知りませんが、昨日から公開になった「シン・ウルトラマン」を早速見てきました。最寄り駅から近くの映画館に行ったのですが、平日としては思った以上の人の入りでした。

予告編が気になった

自分は特に庵野作品フォロワーではなく(エヴァ新劇場版も見てない)、シン〇〇商法にも何だかなあと思い、一般のリメイク作品にも醒めてるんですが「シン・ウルトラマン」は予告動画を見て、実際に見てみたくなりました。

 

劇伴に心惹かれる

特撮の思い出と言っても、人によって好きな分野は異なり、異なる「バイアス」がかかってると思います。自分の場合は「劇伴」です。

サンダーバードの新作も劇伴が聞けたから許すみたいなところがありました。そういう意味では今回も十分満足いきました。映画冒頭からガンガン引き付けられます。

逆にこの作品のオリジナルBGMの方はそんなに印象に残らなかったです。鷲巣さんの音楽は好きなんですが、シン・ゴジラの時ほど目立ってなかった感じです。

 

やや忙しい部分

映画のコピーに「空想と浪漫そして友情」とあるように、人間同士のドラマパートもストーリーの進行に絡むのですが、「友情」って古いテーマに、今さら新しい切り口があるわけでもなく、そのあたりの完成度は平均的って感じです。

まあウルトラマンが2022年の日本で怪獣を倒すのを魅せるのが見せ場であって、擦れた大人をストーリー的に納得させる必要はないんですが、マーベル映画のそれと比べると完成度(脚本の仕上がり)はどうかなと言う感じです。ひとつには上映時間に対して色々と詰め込み過ぎたんでしょう。各キャラの掘り下げが浅いの友情に手をだすと共感しづらいというパターンです。

役作りに苦労

シン・ゴジラでは喋らないゴジラの代わりの「狂言まわし」で済んだ人間の役割が若干変わってます。有名な俳優さんたちが出演しますが、役を消化しきれてない感じもしました。最初のあたりはセリフが上滑り、正直棒気味でした。まあ怪獣対策部隊の隊員の役作りとか、確かに難しそうです。

逆に「メフィラス」を演じている山本耕史さんの演技のが、一番自然と言う不思議な事になってました。宇宙人のイメージの役作りの方が単純なんでしょうか。

十分楽しめる作品

ちょっと批判めいた事も書きましたが「ストーリー重視バイアス」気味な視点での感想なので、ウルトラマン好きで、劇伴をバックに戦うウルトラマンをもう一度見たいと思う人ならなら、ノスタルジーを刺激される十分楽しめる作品だと思います。

 

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