水木しげる先生生誕100年 - あぐらのSoloZakki

先週、NHKで水木先生関連の過去番組を深夜に再放送してたので、予約録画してました。３月に境港に旅行した際、今年が水木しげる先生が生まれて100年だと言う事を見てたので、それ関係なんだろうと思ってました。

ただゲゲゲの鬼太郎のアニメを見たのは小学生の頃ですし、水木先生の作品や人物像も昭和後半から今に至るまで、息長く親しまれ続けてます。（今さら）そこまで見逃せないという強い気持ちで録画した訳ではありません。

再放送していたのは以下の２番組です。

「鬼太郎が見た玉砕」はマンガ「全員玉砕せよ」をベースとして再現ドラマ風に構成していた（最近話題の香川さんが主演の）番組で、2007年放送です。15年前も見てました。「ザ・プロファイラー」の方は見たことはないですが、似たような番組はこれまでも見てきました。

それでも実際見てみると、両方とも思ったよりも内容に引き込まれました。

生まれつきの絵の才能を持ち合わせてるだけでなく、「ゲーテ」の本を持って戦地に赴くと言った観念的思考を持つ一面もある水木青年。

そして、九死に一生を得て戦地から生還すると言うある種の神秘体験をしつつも、神秘世界だけに傾倒せず、お金に細かく世俗的な趣味に興じつつユーモアのある人生を楽しめる、そんな色々なフック（とっかかり）を持っているのが、幅広い人気の秘密でしょう。

土曜日にはＥテレでも特集してました。ゲスト４人がそれぞれ水木先生の作品を取り上げるという構成でしたが、こちらも一つの作品だけは語りきれない水木ワールドの多様性を示すものでした。

そういう意味では、今の自分が引掛っている面は「なまけ者になりなさい」という言葉ですが

お金に細かく、世俗的な興味を持ちつつ、好奇心とユーモアを忘れない早期リタイア生活を欲張りたいと思います。

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